開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火7~8
講義
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3262220040
社会システム分析特論[Social System Analysis]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
榊原 弘之[SAKAKIBARA Hiroyuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
榊原 弘之 [SAKAKIBARA Hiroyuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
社会基盤整備事業における意思決定の基礎となるシステム分析の方法論について,以下の内容を中心に説明する.
1.災害リスク,需要リスクなどの不確実性に対処するための手法として,マルコフ過程,待ち行列理論,ディシジョンツリー等の手法の解説と演習を行う.
2.社会基盤整備に携わる上で関係の深い,社会科学分野の以下の内容について解説する.
a.外部性と混雑料金・環境税
b.公共財の理論
1.リスク下での意思決定手法を理解し,適用できる.
2.社会基盤整備に携わる上で関係の深い,社会科学分野の以下の内容について解説する.
a.外部性と混雑料金・環境税
b.公共財の理論
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
・マルコフ過程,待ち行列モデルを物理・社会現象に適用できる.
・不確実性を伴う問題にディシジョンツリーなどを適用できる.
・外部性,公共財などの概念について説明することができる.
授業計画
【全体】
前半部ではリスク下での意思決定手法について講義する.
また後半部では,社会基盤整備に携わる上で関係の深い,社会科学分野の以下の内容について解説する.
1.外部性と混雑料金・環境税
2.公共財の理論
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
リスク下での意思決定(1)
リスクとは
リスクとは
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第2回
リスク下での意思決定(2)
ディシジョンツリー
ディシジョンツリー
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第3回
リスク下での意思決定(3)
情報の価値
情報の価値
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第4回
リスク下での意思決定(4)
意思決定保留の考え方
意思決定保留の考え方
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第5回
リスク下での意思決定(5)
意思決定保留の例題
意思決定保留の例題
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第6回
リスク下での意思決定(6)
リスク分散
リスク分散
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第7回
マルコフ連鎖(1)
マルコフモデルの基本構造・定常状態
マルコフモデルの基本構造・定常状態
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第8回
マルコフ連鎖(2)
マルコフ連鎖の適用事例
マルコフ連鎖の適用事例
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第9回
待ち行列理論(1)
待ち行列モデルの基本
待ち行列モデルの基本
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第10回
待ち行列理論(2)
待ち行列モデルの応用
待ち行列モデルの応用
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第11回
外部性(1)
外部性の概念・環境税
外部性の概念について説明する.
環境税の考え方について説明する.
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第12回
外部性(2)
混雑料金の考え方
混雑料金の考え方について説明する.
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第13回
外部性(3)
混雑料金の事例
混雑料金の事例について説明する.
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第14回
公共財(1)
公共財の概念
公共財の概念について説明する.
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第15回
公共財(2)
公共財の供給方法
公共財の供給方法について説明する.
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
第16回
期末試験
講義全体について総括する.
講義配布資料につき復習
学修時間の目安:4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 25% D: --%
成績評価法
定期試験:70%
レポート:30%
期末試験及びレポートにより評価する.
出席は欠格条件です.
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず,資料を配布します.
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
リスク,外部性,公共財
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
土木計画学(学部),土木計画学演習(学部),都市交通工学(学部),都市計画(学部),公共政策学(大学院建設環境系専攻)
履修条件
連絡先
榊原:sakaki@yamaguchi-u.ac.jp, 内線9355
オフィスアワー
月曜日午前
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