タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月9~10 講義 4.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3262220220 資源循環工学特論[Advanced Engineering for Resources Recycling] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
新苗 正和[NIINAE Masakazu]
担当教員[ローマ字表記]
新苗 正和 [NIINAE Masakazu]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
講義担当者は、国立研究機関等で資源循環問題に取り組んでいた者が担当し、その経験を踏まえて講義を実施する。天然資源の消費を抑制するためには資源循環型社会の形成が必要である。本講義では、循環型社会の形成には不可欠であるサーキュラーエコノミー(CE)や資源効率性(RE)、産業廃棄物・レアメタルのリサイクル及び高度廃棄物処理に必要なソーティング選別技術について講述するとともに、アジアのリサイクル事情についても紹介する。
授業の到達目標
日本だけでなく、アジア、ヨーロッパの資源循環への取り組み、ヨーロッパでの循環経済(サーキュラーエコノミー)への取り組みなどを学ぶと同時に、最新の資源リサイクル技術の知識を習得することを目的とする。
授業計画
【全体】
【全体】
期間の前半ではCE政策、アジアの資源リサイクル事情などを講述し、後半では資源リサイクルのための最新のソーティング選別技術やプロセスについて講述する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 概論・資源リサイクルの歴史 資源リサイクルの歴史について講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第2回 循環型社会形成のための法体制 資源有効利用促進法について講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第3回 EUにおけるサーキュラーエコノミー(CE)政策について(1) EUで進められているCE政策について講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第4回 EUにおけるサーキュラーエコノミー(CE)政策について(2) EUで進められているCE政策について講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第5回 EUにおけるサーキュラーエコノミー(CE)政策について(3) EUで進められているCE政策について講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第6回 アジアのリサイクル事情(1) アジア各国のリサイクル事情を日本と比較しながら講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第7回 アジアのリサイクル事情(2) アジア各国のリサイクル事情を日本と比較しながら講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第8回 レアメタルとリサイクル概論 世界のレアメタル資源問題とリサイクルの必要性について講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第9回 リサイクルと分離(選別)技術(I) 資源循環プロセスで重要な各種分離技術(選別技術)について講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第10回 リサイクルと分離(選別)技術(II) 資源循環プロセスで重要な各種分離技術(選別技術)について講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第11回 レアメタルリサイクル(I) 二次資源からのレアメタルリサイクルの現状およびリサイクル技術・プロセスについて講述する 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第12回 レアメタルリサイクル(II) 二次資源からのレアメタルリサイクルの現状およびリサイクル技術・プロセスについて講述する 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第13回 レアメタルリサイクル(III) 二次資源からのレアメタルリサイクルの現状およびリサイクル技術・プロセスについて講述する 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第14回 アジアのレアメタルリサイクル事情 日本を除いたアジア地域における二次資源からのレアメタルリサイクルの現状およびリサイクル技術・プロセスについて講述する。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
第15回 総括 日本で行われている資源リサイクルプロセスについてグループ毎に具体的に調査し、そのプロセスの創意工夫がどこにあるか技術的な観点から発表を行う。 講義資料を参考に予習・復習に取り組むこと。(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 15% C: 20% D: --%
成績評価法
プレゼンターション40%、レポート60%
教科書にかかわる情報
備考
講義中に適宜テキスト資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
実務家教員、循環経済、資源循環
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
niinae@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
講義終了時に随時質問等を受け付ける。

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