タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科（博士前期）
開講学期 曜日時限 授業形態 AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
後期 木1～2 演習  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3262320200 有機化学特別演習[Practice for Advanced Organic Chemistry] 日本語 2
担当教員（責任）[ローマ字表記] メディア授業
西形 孝司[NISHIKATA Takashi] ー
担当教員[ローマ字表記]
上村 明男　[KAMIMURA Akio], 西形 孝司　[NISHIKATA Takashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
有機合成化学でも特に重要な金属触媒による反応を扱う。学部ではあまり触れられなかった有機金属化学を初歩から教える。特にノーベル賞を受賞したカップリングや不斉水素化などを歴史的背景とともにそれらの原理を説明する。
授業の到達目標
・有機金属錯体の反応原理が理解できる。
・触媒サイクルの理解できる。
・触媒特有の官能基変換。触媒による官能基変換の反応機構理解触媒反応開発の歴史的背景を理解し、豊かな教養を身に着ける。
授業計画
【全体】
有機金属錯体の基本原理を教育してから、それが関わる触媒反応を、歴史的な背景を交えながら説明する。古典反応と触媒反応で行うことができる有機合成の違いの理解を目指す。最終的に、触媒による有用物質合成をいくつか例示する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 主旨説明 read assign papers (expected study hour; 4 hours or more)
第2回 結合と酸化数 錯体について 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第3回 触媒反応の基本的な反応 錯体の基本的な反応 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第4回 有機金属化合物 様々な金属反応剤 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第5回 不斉水素化と配位子 錯体と配位子の関わり 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第6回 クロスカップリング１ 歴史と基礎 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第7回 クロスカップリング２ 応用例 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第8回 １，４－付加反応 原理から応用まで 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第9回 アリルの化学 原理から応用まで 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第10回 触媒的酸化と触媒的ヒドロメタル化による還元 金属による酸化と還元 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第11回 触媒的金属化 炭素ー金属結合生成 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第12回 様々な触媒反応 どんな触媒で何を活性化するのか？ 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第13回 新しい変換法Ｃ－Ｈ活性化 最近のホットトピック 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第14回 元素戦略と固定化触媒 触媒反応の工業的な利用 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
第15回 まとめ 講義内容のおさらい、または外部講師による関連内容を聞く 復習が必須 (expected study hour; 4 hours or more)
※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】
A: --%　B: --%　C: --%　D: --%
成績評価法
授業内のレポートと出席状況
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
村井眞二訳、ヘゲダス遷移金属触媒による有機合成、東京化学同人
メッセージ
有機金属や触媒反応の取り扱いについて学んでもらいます
キーワード
持続可能な開発目標（SDGs）

  • つくる責任つかう責任
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
本館北側４３２
オフィスアワー
在室時随時

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