タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金9~10    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3262412050 DX演習[DX Exercise] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
山口 真悟[YAMAGUCHI Shingo]
担当教員[ローマ字表記]
山口 真悟 [YAMAGUCHI Shingo], 相田 紗織 [AIDA Saori]
特定科目区分   対象学生 知能情報メディア工学コース,情報システム工学コース 対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業では、DXプロジェクトの要件定義からPoC、本番導入計画、プレゼンテーション、全社変革までを一気通貫で模擬演習する。経済産業省が提供する「企業データに基づく実践的なケーススタディ教育プログラム並びにデータ付きケーススタディ教材」を活用し、実践的な教育を行う。
授業の到達目標
1.「要求定義」では、経営者/現場へのヒアリングを通じて、実際の“現場” にどのようなAIが求められているかを定義するために必要なスキルを身に付ける。
2.「PoC計画」では、AIの開発に向け、企業の業務環境を踏まえて、課題解決のためにはどのようなAIが必要かを具体的に定義し、適切に検証を進めるために必要なスキルを身に付ける。
3.「PoC」では、実際の企業の導入に求められる精度レベルを超えたAIモデルを開発するために必要なスキルを身に付ける。
4.「本番実装・運用・展開計画」では、開発したAIモデルを実際の業務環境に導入するため、AIモデルの本番実装と運用計画を策定するのに必要なスキル、それを社内に展開していくため、DXの展開計画の策定に必要なスキルを身に付ける。
5.「プレゼンテーション」では、経営者への意思決定に向けたプレゼン資料として整理するために必要なスキルを身に付ける。
6.「全社変革」では、全社DXを進めるために考慮すべき要素と関係性について理解した上で、データ/デジタルを活用した変革の方向性を検討するスキルを身に付ける。
授業計画
【全体】
第1週はオリエンテーションを行う。第2週と第3週は要求定義を演習する。第4週と第5週はPoC計画を演習する。第6週から第8週はPoCを演習する。第9週と第10週は本番導入・運用・展開計画を演習する。第11週から第13週はプレゼンテーションを演習する。第14週と第15週は全社的な変革を演習する。16週目には、全体のまとめを行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 講義計画や成績評価方法などを説明した後、本授業で取り組む課題について説明する。 補助資料を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第2回 要求定義課題説明 経営層や現場へのヒアリングを通じて、「現場」で実際にどのようなAIが必要とされているのかを定義する演習を行う。 補助資料を読んでおくこと(目安時間:4時間)
第3回 要求定義成果発表 経営層や現場へのヒアリングを通じて、「現場」で実際にどのようなAIが必要とされているのかを定義する演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第4回 PoC計画課題説明 企業のビジネス環境を踏まえ、課題解決のためにどのようなAIが必要かを定義し、AI開発に向けた適切な検証を行う演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第5回 PoC計画成果発表 企業のビジネス環境を踏まえ、課題解決のためにどのようなAIが必要かを定義し、AI開発に向けた適切な検証を行う演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第6回 PoC課題説明 実際の企業導入に必要な精度を超えるAIモデルを開発する演習を行う 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第7回 PoC演習 実際の企業導入に必要な精度を超えるAIモデルを開発する演習を行う 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第8回 PoC成果発表 実際の企業導入に必要な精度を超えるAIモデルを開発する演習を行う 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第9回 本番導入・運用・展開計画課題説明 開発したAIモデルを実際のビジネス環境に導入するための本番導入・運用計画の策定や、DXを社内に展開するための展開計画を策定する演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第10回 本番導入・運用・展開計画成果発表 開発したAIモデルを実際のビジネス環境に導入するための本番導入・運用計画の策定や、DXを社内に展開するための展開計画を策定する演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第11回 プレゼンテーション課題説明 経営層への意思決定のためのプレゼンテーション資料を整理する演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第12回 プレゼンテーション準備 経営層への意思決定のためのプレゼンテーション資料を整理する演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第13回 プレゼンテーション成果発表 経営層への意思決定のためのプレゼンテーション資料を整理する演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第14回 全社的な変革課題説明 全社的なDXを推進するために考慮すべき要因や関係性を理解した上で、データ/デジタルを活用した変革の方向性を検討する演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第15回 全社的な変革成果発表 全社的なDXを推進するために考慮すべき要因や関係性を理解した上で、データ/デジタルを活用した変革の方向性を検討する演習を行う。 演習に取り組む(目安時間:4時間)
第16回 総括 全体を総括する. 全体をおさらいすること(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
受講者の発表(複数回) 50%、授業の成果物(複数回) 50%で評価する。
出席は欠格条件とし、4 回以上の欠席は欠格とします。
教科書にかかわる情報
備考
教材資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
EラーニングシステムMoodleを活用する。詳細は講義内で説明する。
キーワード
DX、AI、PoC
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
DX特論、DX技術、DX実践
履修条件
連絡先
山口 真悟 教授
居室:総合研究棟2号館206号室
E-mail:shingo@yamaguchi-u.ac.jp
Web:https://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~shingo/
オフィスアワー
水曜日2コマ目。事前にメイルで連絡して下さい。

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