開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火9~10
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3262420200
電力変換工学特論Ⅱ[Power Electronics II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山田 洋明[YAMADA Hiroaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山田 洋明 [YAMADA Hiroaki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
省エネルギー技術や電力の安定供給に貢献するパワーエレクトロニクス技術を用いた各種回路の動作や設計手法を学ぶ。実装に必要な技術を習得する。
授業の到達目標
パワーエレクトロニクス回路の基本動作および計算機シミュレーションによる解析ができる。
要求仕様に応じたパワーエレクトロニクス回路設計ができる。
与えられた設計手法に加えて,必要な知識を調査して回路設計に反映できる。
授業計画
【全体】
パワーエレクトロニクス回路をいくつか取り上げ,回路動作や制御手法を習得する。パワーエレクトロニクス装置の実装に必要な技術を習得する。なお,計算機シミュレータを授業内で利用することがある。ノートPCの持参については,別途指示する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
パワーエレクトロニクス装置の構成要素
種々の電源回路の紹介,パワーエレクトロニクス装置に必要な構成要素
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第2回
AC/DC(1)
キャパシタインプット型ダイオード整流回路のキャパシタ容量設計
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第3回
AC/DC(2)
三相ダイオード整流回路
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第4回
AC/DC(3)
単相倍電圧整流回路とEMI
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第5回
AC/DC(4)
サイリスタ整流回路
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第6回
AC/DC(5)
単相PFC(Power Factor Correction)の原理と電流モード
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第7回
AC/DC(6)
単相PWM整流回路
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第8回
AC/DC(7)
三相PWM整流回路
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第9回
AC/AC変換(1)
交流スイッチ回路
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第10回
AC/AC変換(2)
交流チョッパ
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第11回
スイッチング損失とその低減手法
パワー半導体デバイスの定常損失とその低減が可能な同期整流方式降圧チョッパの制御法
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第12回
スイッチング損失とその低減手法
パワー半導体デバイスの定常損失とその低減が可能な同期整流方式降圧チョッパの制御法
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第13回
マルチレベルコンバータ
高圧大容量向けの電力変換器技術
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第14回
演習問題の解説
講義で行った演習問題の解説
授業計画に沿って,復習(2時間)を行う。
第15回
期末試験
期末試験
講義で学習した内容をよく復習した上で受験する
第16回
総括
講義のまとめ,または,予備日
授業計画に沿って,復習(1時間)を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: --% C: 15% D: --%
成績評価法
レポートおよび期末試験で評価します。
レポート:30%,期末試験:70%
なお,6回以上の欠席で欠格となる。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
パワースイッチング工学
ISBN
9784886862426
著者名
金東海
出版社
電気学会
出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
パワーエレクトロニクス技術教科書
ISBN
9784789849258
著者名
伊東淳一,伊東洋一
出版社
CQ出版
出版年
2014
参考書
書名
スイッチング電源制御設計の基礎
ISBN
9784822275280
著者名
安部征哉,財津俊行
出版社
日経BP
出版年
2015
参考書
書名
パワーエレクトロニクス入門
ISBN
9784274202933
著者名
大野榮一
出版社
オーム社
出版年
2006
参考書
書名
基本から学ぶパワーエレクトロニクス
ISBN
9784886862877
著者名
松瀬貢規, 齋藤涼夫著
出版社
オーム社
出版年
2012
参考書
書名
パワーエレクトロニクス機器のEMC
ISBN
9784886862914
著者名
パワーエレクトロニクス機器のEMC解析・抑制技術共同研究委員会
出版社
オーム社
出版年
2013
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
電力変換工学特論I
パワーエレクトロニクス(学部3年)
履修条件
電気回路に関する知識を必要とする。
連絡先
電電棟4F 408
hiro-ymd@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
在室時に対応
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