開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水7~8
講義
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3262420330
情報セキュリティ特論[Advanced Information Security]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
福士 将[FUKUSHI Masaru]
ー
担当教員[ローマ字表記]
福士 将 [FUKUSHI Masaru], 藤田 悠介 [FUJITA Yusuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
情報システムにおけるセキュリティ対策の実践に向けて,情報セキュリティ,情報システムの脆弱性と脅威,並びに,インシデントレスポンスに関する講義を行う.
本授業は情報セキュリティ実験と密接な関連性を持っている.同一クォータに受講すること.
授業の到達目標
・情報セキュリティの考え方および情報セキュリティ対策の基本を理解できる.
・各種サーバの動作とログの解析方法を説明できる.
・情報セキュリティインシデントの発見方法を説明できる.
・情報システムの脆弱性に対してセキュリティ対策を立案できる.
授業計画
【全体】
1週は情報セキュリティとインシデントレスポンスの概要に関する講義を行う.2~6週は例題に基づいてインシデントレスポンスに関する講義を行う.7週はインシデントレスポンスに関する発表会を行う.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
情報セキュリティとインシデントレスポンスの概要
情報セキュリティの基本的な考え方とインシデントレスポンスの概要を解説する.
授業計画に沿った準備学習と復習を行う(学修時間の目安: 4時間以上).
第2回
インシデントレスポンス(現状把握)
インシデントレスポンスの第一段階である現状把握について,基本的な考え方を解説する.
授業計画に沿った準備学習と復習を行う(学修時間の目安: 4時間以上).
第3回
インシデントレスポンス(設定情報の調査)
インシデントレスポンスの第二段階である設定情報の調査について,各種サーバの調査方法や留意点を解説する.
授業計画に沿った準備学習と復習を行う(学修時間の目安: 4時間以上).
第4回
インシデントレスポンス(原因分析1)
インシデントレスポンスの第三段階である原因分析について,各種サーバにおけるインシデントの調査方法や調査記録のまとめ方を解説する.
授業計画に沿った準備学習と復習を行う(学修時間の目安: 4時間以上).
第5回
インシデントレスポンス(原因分析2)
インシデントレスポンスの第三段階である原因分析について,各種サーバにおけるインシデントの調査方法や調査記録のまとめ方を解説する.
授業計画に沿った準備学習と復習を行う(学修時間の目安: 4時間以上).
第6回
インシデントレスポンス(対策立案)
インシデントレスポンスの第四段階である対策立案について,インシデントの再発防止に向けた対策の立案方法を解説する.
授業計画に沿った準備学習と復習を行う(学修時間の目安: 4時間以上).
第7回
発表会
インシデントレスポンスに関して得られた成果をまとめて,グループ毎に発表する.
授業計画に沿った準備学習と復習を行う(学修時間の目安: 4時間以上).
第8回
まとめ
本授業で学習した内容をまとめる.
授業計画に沿った準備学習と復習を行う(学修時間の目安: 4時間以上).
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 50% D: --%
成績評価法
授業にすべて出席(公休、病欠(医師の診断書付)を除く)することを前提に、テーマごとにレポートを提出し、最終成績を評価する(出席: 欠格条件、レポート: 100%)。
教科書にかかわる情報
備考
適宜、資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
情報セキュリティ読本 三訂版
ISBN
9784407318005
著者名
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
出版社
実教出版
出版年
2009
参考書
書名
Wiresharkパケット解析リファレンス
ISBN
9784797352597
著者名
久米原栄、上田浩
出版社
SoftBank Creative
出版年
2009
備考
メッセージ
キーワード
情報セキュリティ、ネットワーク・セキュリティ
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
情報ネットワーク特論,情報ネットワーク実験,情報セキュリティ実験
履修条件
連絡先
福士 将,藤田 悠介(ais-css@mlin.cc.yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
水曜日 17:50~19:20
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