タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半 木1~2 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3262420490 ユーザーインタフェース特論[Advanced User Interface] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
多田村 克己[TADAMURA Katsumi]
担当教員[ローマ字表記]
多田村 克己 [TADAMURA Katsumi], 守田 了 [MORITA Satoru]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本科目は,ディプロマポリシーの「高度専門技術者としての社会的責任と戦略性に関する幅広い見識」,「グローバルに活躍できる視点」,「コンピュータの知能化に関する基礎的知識と体系的な専門的知識」,「画像や音声などのメディア処理に関する基礎的知識と体系的な専門的知識」及び「研究開発分野における知能化技術とメディア処理技術の活用力と実践力」に対応する.コンピュータや情報システムをより使いやすいものとするためには,使用者である人間と機械,もしくは人間とコンピュータとの間(インタフェース)におけるやりとり(インタラクション)ができるだけ円滑に行えることが望まれる.本科目では,主に人間とコンピュータとの間のインタフェースを最適なものにするための考え方や方法論について学習する.
企業でユーザインタフェースを含むシステムの開発経験のある教員が,人間を中心とするシステム設計の考え方について講義する.
授業の到達目標
・人間の認知に関する知識やユーザインタラクション技術を体系づけて習得し説明できる.
・「ヒトに使いやすいコンピュータシステム」実現のためにユーザインタフェースが重要な役割を果たすことを理解する.
・人間の認知に関する知識やユーザインタラクション技術をユーザインタフェース設計に活用するための基礎的な手法を理解し活用できる.
授業計画
【全体】
人間の身体・生理的・認知的特性に関する知識を体系立てて学習するための講義と,それらの知識を応用した新しいユーザインタフェースの実現手法に関する講義を行い,最後に与えられたコンピュータシステムのユーザインタフェースの設計案をグループで議論して発表・討議する.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション,人間の特性(1) 授業の進め方の説明,インタフェースとは,インタラクションとインタフェース,人間の身体的特性 授業範囲の予習をしておくこと(目安時間2時間)
授業内容の復習をしておくこと(目安時間2時間)
第2回 人間の特性(2) 人間の生理的特性,人間の認知的特性,メタファーとアフォーダンス 授業範囲の予習をしておくこと(目安時間2時間)
授業内容の復習をしておくこと(目安時間2時間)
第3回 インタフェースデザイン デザインとは何か,ユーザインタフェースデザインとは何か,ユーザビリティ,ユーザエクスペリエンス 授業範囲の予習をしておくこと(目安時間2時間)
授業内容の復習をしておくこと(目安時間2時間)
第4回 人間中心設計 人間中心設計の考え方,製品・システム開発におけるインタフェース設計プロセス 授業範囲の予習をしておくこと(目安時間2時間)
授業内容の復習をしておくこと(目安時間2時間)
第5回 ユーザインタフェースとコミュニケーションを支える技術 入力技術,出力技術,コンピュータを介したコミュニケーション 授業範囲の予習をしておくこと(目安時間2時間)
授業内容の復習をしておくこと(目安時間2時間)
第6回 新しいインタフェース VR,AR,情報可視可,ユビキタスコンピューティング 授業範囲の予習をしておくこと(目安時間2時間)
小テストの解答を含め授業内容の復習をしておくこと(目安時間2時間)
第7回 課題演習(1) グループもしくは個人による課題演習 課題演習の準備をしておくこと(目安時間2時間)
小テストの解答を含め授業内容の復習をしておくこと(目安時間2時間)
第8回 課題演習(2) グループによる課題演習及びプレゼンテーション プレゼンテーションの準備をしておくこと(目安時間2時間)
小テストの解答を含め授業内容の復習をしておくこと(目安時間2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内レポートおよび課題演習の成果物の内容,およびプレゼンテーションの内容を総合的に評価する
授業内レポート(複数回)75%,課題演習成果物およびそのプレゼンテーション25%
出席は欠格条件とし,2回以上の欠席で欠格とする
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しない.必要に応じて資料を配付する.
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
多田村克己(大学内線9716,tadamura@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
質問には適宜対応する

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