開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
金9~12
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3263112020
高度ものづくり創成演習((メカトロ&IoT))[Seminar on Sophisticated Monozukuri]
日本語
4
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
森田 実[MORITA Minoru]
ー
担当教員[ローマ字表記]
森田 実 [MORITA Minoru], 中島 翔太 [Nakashima Shota]
特定科目区分
対象学生
Mechatronics & IoT(MECIT)
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
アプリ・ソフトウェアの演習とメカトロ・IoTシステムの製作を通じて、スマートシステム開発に関する基本知識と技術を習得すると同時に、異なる専攻から構成される受講者のチームワークにより、独創かつ柔軟なアイデアで実用的なシステムを設計・試作・評価する一連の開発プロセスを実践する。
なお、電気電子情報系専攻の学生は、高度ものづくり創成演習ⅠとIIを合わせてすべて履修することが条件となっている。
授業の到達目標
・イノベーションにおける技術の重要性を理解する
・技術駆動型の新製品開発の具体的プロセスを理解する
・研究開発において要素技術の基礎から応用を企業の実践例を中心にして理解する
・研究所におけるプロジェクトマネジメント戦略の具体例を学ぶ
・鉄鋼材料の基礎と理論を理解し,思考・判断に組み込むことができる.
・鋳造方法を理解し,思考・判断に組み込むことができる.
・超微細化ダクタイル鋳鉄を理解し,思考・判断に組み込むことができる.
・製品設計を,素材やエネルギーから製造コストまでを考えた上で実行できるような関心と意欲を身に着ける
授業計画
【全体】
本演習は,機械工学,電子工学,情報工学を専攻する大学院生がチームワーク活動を通じて、メカトロ・IoTシステム設計に欠かせない機械技術,電気電子技術,ソフトウェア技術,データ分析技術を総合的かつ補完的に学習し,自専攻の専門基礎知識の運用能力の向上と,他分野の知識やメカトロ&IoTシステムの設計開発に関わる基本スキルの習得を目指す。具体的に、メカトロニクスシステム設計の基本的な考え方から,製品のコンセプトづくりと課題解決法,ディジタル制御技術とセンサネットワーク技術など,メカトロ・IoT製品開発に必要な基本知識について学ぶ。さらに,異なる専攻の学生で編成したチームでのチームワークにより,インターネットに接続するメカトロ・IoTシステムに関連するアイデア製品の設計開発を実践することで,イノベーションを駆動する技術力と創造力を養う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
講義
講義の概要、ガイダンスを行う
他分野の学生に分かりやすい卒論研究内容の発表資料準備
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
講義・演習
卒論研究内容の発表、プロジェクトテーマの選定
IoTやAI技術の調査
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
講義・演習
ブレインストーミング、コンセプトづくり
アイディアコンセプトのまとめ
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
講義・演習
コンセプトづくり、課題の抽出
3Dシミュレーションソフトウェアの環境の準備
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
講義・演習
3D デザイン&プロトタイピング
宿題指示
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
講義・演習
3D デザイン&プロトタイピング
宿題指示
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
講義・演習
作品の決定、設計・試作
役割分担に従い、担当部分の調査
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
演習
作品の決定、設計・試作
役割分担に従い、担当部分の調査
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
演習
プログラミング演習
宿題指示
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
演習
プログラミング演習
宿題指示
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
演習
作品の設計・試作
部品などの調査
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
演習
作品の設計・試作
部品などの調査
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
演習
作品の設計・試作
発表資料の作成
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
発表
作品の中間発表
ブラシュアップ
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
演習
3D デザイン&プロトタイピング
当該技術の調査
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回
講義・演習
コンセプトの再考・ブラシュアップ
設計の検討
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第17回
演習
3Dデザイン&プロトタイピング
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第18回
演習
設計・試作
指摘された点の修正と変更
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第19回
演習
設計・試作
指摘された点の修正と変更
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第20回
演習
設計・試作
指摘された点の修正と変更
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第21回
演習
設計・試作
指摘された点の修正と変更
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第22回
演習
設計・試作
指摘された点の修正と変更
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第23回
演習
設計・試作
指摘された点の修正と変更
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第24回
レビュー
3Dデザイン&プロトタイピング
ブラシュアップ
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第25回
講義・演習
プレゼンの準備
発表資料の修正
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第26回
演習
試走・改良
発表練習
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第27回
発表
国際創成工学設計競技会・発表・評価
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第28回
演習
作品の改良
指摘された点の修正
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第29回
演習
作品の改良
発表資料の準備
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第30回
発表
公開発表会
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 60% B: --% C: 30% D: 10%
成績評価法
授業内レポート20%,プレゼンテーション40%,授業内での制作作品40%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて資料を配布する.
教科書備考:教科書は用いない
参考書にかかわる情報
参考書
書名
コンセプトが伝わるデザインのロジック
ISBN
9784802511643
著者名
OCHABI Institute著
出版社
ビー・エヌ・エヌ
出版年
2020
参考書
書名
Arduinoで学ぶ組込みシステム入門
ISBN
9784627818323
著者名
猪股俊光著
出版社
森北出版
出版年
2023
参考書
書名
Python版つくって学ぶProcessingプログラミング入門
ISBN
9784339029017
著者名
長名優子, 石畑宏明, 菊池眞之共著
出版社
コロナ社
出版年
2020
参考書
書名
Unityシミュレーションで学ぶ人工知能と人工生命 : 創って理解するAI
ISBN
9784274229107
著者名
伊庭斉志, MIT/Mind Render開発グループ共編
出版社
オーム社
出版年
2022
備考
参考書2~4は山口大学図書館の電子ブックで閲覧できます.
メッセージ
キーワード
プログラミング、C言語、自律移動ロボット、知的制御、センサー、アクチュエータ、マイコン、メカトロニクス、組込みシステム、システム開発環境
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
知的学習制御特論I・II,メカトロシステム工学特論
履修条件
連絡先
森田:mmorita[at]yamaguchi-u.ac.jp
中島:s-naka[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前に連絡しアポイントを取ること
毎週水曜日13:00-14:30
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