タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年集中 集中   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3264310001 先端科学技術演習Ⅰ(分子機能創成CPOTプログラム)[Exercise I for Innovative Science and Technology] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藤森 宏高[FUJIMORI Hirotaka]
担当教員[ローマ字表記]
藤森 宏高 [FUJIMORI Hirotaka], 岡本 浩明 [OKAMOTO Hiroaki], 堤 宏守 [TSUTSUMI Hiromori]
特定科目区分   対象学生 分子機能創成CPOTプログラム 対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 私達の身の回りで利用される物質を構成している分子は、様々な機能を果たすように設計、合成され利用されています。これらの分子は、無機物と有機物に大別されるものの、実際には、その両者を組み合わせることにより、1つの製品として市場に出ることが多くなっています。ところが化学系の卒業研究や特別研究Ⅰ、Ⅱでは、配属研究室により、どちらか一方の物質に関わる研究が主となってしまい、もう一方の物質に関わる知識を身に付けたり実験手法を学ぶ機会が減っています。
 そこで本演習では、まず無機系の研究室に所属する学生から無機系で良く用いられる分析手法を、有機系の研究室に所属する学生からは有機系で良く用いられる分析手法を、それぞれ紹介して頂きます。それを踏まえた上で、無機系の研究室に所属する学生は、有機系で良く用いられる分析手法が無機系の研究で使われた例はないのか、また有機系の研究室に所属する学生は、無機系で良く用いられる分析手法が有機系の研究で使われた例はないのか、既往の研究を調査して頂きます。そして、それらの調査結果を元に、自分の研究テーマで、異分野の分析手法をどのように活用できるのか、その可能性について発表して頂きます。
授業の到達目標
研究で良く用いられる分析手法を、分野を超えて幅広く理解し、異分野で使われている分析手法を自分の分野で活用できる。
授業計画
【全体】
前半では受講生が、無機系、有機系で良く用いられる分析手法の発表を行う。後半では、異分野の分析技術の活用した研究例の文献調査結果を紹介し、異分野で使われている分析手法を自分の分野で活用するための提案の発表を行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 演習の概要説明。発表テーマの割り振りの決定。 次回の授業に向けた予習および発表テーマに関する準備(学修時間の目安:4時間以上)
第2回 発表資料作成 発表分担の資料の作成を行う。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 無機分野で用いられる分析手法に関する発表(1) 無機系の研究室に所属する学生の発表(原理、何がわかるのか、分析事例を中心に) 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 無機分野で用いられる分析手法に関する発表(2) 無機系の研究室に所属する学生の発表(原理、何がわかるのか、分析事例を中心に) 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 有機分野で用いられる分析手法に関する発表(1) 有機系の研究室に所属する学生の発表(原理、何がわかるのか、分析事例を中心に) 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 有機分野で用いられる分析手法に関する発表(2) 有機系の研究室に所属する学生の発表(原理、何がわかるのか、分析事例を中心に) 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 文献調査(1) 無機系の研究室に所属する学生は、有機系で良く用いられる分析手法が無機系の研究で使われた研究例を、有機系の研究室に所属する学生は、無機系で良く用いられる分析手法が有機系の研究で使われた例について、既往の研究の調査を行う。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 文献調査(2) 無機系の研究室に所属する学生は、有機系で良く用いられる分析手法が無機系の研究で使われた研究例を、有機系の研究室に所属する学生は、無機系で良く用いられる分析手法が有機系の研究で使われた例について、既往の研究の調査を行う。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 異分野の分析技術の活用した研究例の紹介と自分の研究テーマへの展開に関する発表の資料作成(1) 異分野の分析技術が自分の分野で活用された研究例を紹介する資料を作成し、さらに自分の研究テーマで、異分野の分析手法をどのように活用できるのか、その可能性について提案し、発表資料の作成を行う。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 異分野の分析技術の活用した研究例の紹介と自分の研究テーマへの展開に関する発表の資料作成(2) 異分野の分析技術が自分の分野で活用された研究例を紹介する資料を作成し、さらに自分の研究テーマで、異分野の分析手法をどのように活用できるのか、その可能性について提案し、発表資料の作成を行う。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 異分野の分析技術の活用した研究例の紹介と自分の研究テーマへの展開(1) 異分野の分析技術が自分の分野で活用された研究例を紹介し、さらに自分の研究テーマで、異分野の分析手法をどのように活用できるのか、その可能性について発表する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 異分野の分析技術の活用した研究例の紹介と自分の研究テーマへの展開(2) 異分野の分析技術が自分の分野で活用された研究例を紹介し、さらに自分の研究テーマで、異分野の分析手法をどのように活用できるのか、その可能性について発表する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 社会人による講演(1) 実践的な学びの場となるよう、社会人にゲストとして講演をお願いする。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 社会人による講演(2) 実践的な学びの場となるよう、社会人にゲストとして講演をお願いする。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 社会人による講演(3) 実践的な学びの場となるよう、社会人にゲストとして講演をお願いする。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 80%
成績評価法
受講者の発表(プレゼン)・質疑応答・ディスカッション 100%、出席 欠格条件
教科書にかかわる情報
備考
教科書は指定しない。受講生が自分に合ったものを探す。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
本科目は、分子機能創成CPOTプログラム受講生用の科目です。
本科目の受講生は「分子機能創成特論」、「先端科学技術演習Ⅰ」、「先端科学技術演習Ⅱ」の3科目を全てを履修して下さい。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
関連科目
先端科学技術演習II、分子機能創成特論
履修条件
連絡先
内線 9672
E-mail: fujimori@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時

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