開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3271170001
植物病理学特論[Plant Pathology]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐々木 一紀[SASAKI Kazunori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐々木 一紀 [SASAKI Kazunori], 北沢 優悟
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義では、土壌伝染性病原菌が宿主に感染して宿主に発病をもたらすまでの過程や、宿主の病害抵抗性発現機構のメカニズムについて、植物病原体の病原性と植物側の抵抗性機構及び植物病について解説するとともに、植物病について植物と病原体の両側面から考察し原因について解説する。また、植物病防除技術に関する最新の研究・開発動向についても解説する。受講者には、授業外学習としてレポートを課す。
授業の到達目標
土壌伝染性植物病における宿主・病原体相互作用研究やその応用に関する最先端の知見を理解する。
授業計画
【全体】
題材となる論文を事前に配布する。受講者はそれを読みレポートにまとめる。授業は、レポートのプレゼンテーション形式で、発表者以外の受講者は発表者から配布されるレポートを見ながら内容を理解するとともに、不明な部分については発表者に質問する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
授業概要の説明
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
土壌伝染性植物病における宿主に関する最新知見(1)
宿主の病害抵抗性のメカニズムを解説(過敏感細胞死)
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
土壌伝染性植物病における宿主に関する最新知見(2)
宿主の病害抵抗性のメカニズムを解説(抵抗性遺伝子)
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
土壌伝染性植物病における宿主に関する最新知見(3)
宿主の病害抵抗性のメカニズムを解説(PRタンパク質)
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
土壌伝染性植物病における宿主に関する最新知見(4)
宿主の病害抵抗性のメカニズムを解説(植物ホルモン)
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
土壌伝染性植物病における宿主・病原体相互作用に関する最新知見(1)
土壌伝染性病原菌の病原性(毒素)
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
土壌伝染性植物病における宿主・病原体相互作用に関する最新知見(2)
土壌伝染性病原菌の病原性(エフェクター)
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
土壌伝染性植物病における宿主・病原体相互作用に関する最新知見(3)
土壌伝染性病原菌の病原性(非病原力遺伝子)
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
土壌伝染性植物病における宿主・病原体相互作用に関する最新知見(4)
土壌伝染性病原菌の病原性(細胞壁分解酵素)
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
土壌伝染性植物病における宿主・病原体相互作用の応用(1)
遺伝子対遺伝子説
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
土壌伝染性植物病における宿主・病原体相互作用の応用(2)
抵抗性育種
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
土壌伝染性植物病における宿主・病原体相互作用の応用(3)
病害防除への応用
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
植物病原細菌における宿主・病原体相互作用(1)
植物病原細菌の病原性遺伝子
担当:北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
植物病原細菌における宿主・病原体相互作用(2)
病気の診断への応用
担当:北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
総括
総括
担当:佐々木
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 60%
成績評価法
授業内でのプレゼンテーション 80%
レポート 20%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
該当なし
キーワード
植物病理学
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
佐々木:農学部3F(331号室)
e-mail: sasaki@yamaguchi-u.ac.jp, TEL: 083-933-5845
オフィスアワー
毎週金曜日13:00-17:00
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