タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中 集中   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3272170004 農業経済学特論[Advanced Agricultural Economics] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
種市 豊
担当教員[ローマ字表記]
種市 豊, 荒木 英樹 [ARAKI Hideki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
農産物市場は、使用価値の側面から見ると、直接的食用消費需要(食料農産物市場)と加工用原料需要(原料農産物市場)の二つの構成をとる。それぞれの市場が持つ機能と役割を明確にして、現代の農産物市場の局面を明らかにすることをねらいとする。このような流通・市場を取り巻く環境や実態を解説し、理論的・実証的な学習を通して農産物市場の仕組みや価格形成の働きなどを習得する。
授業の到達目標
最大の目標は農業経済学及び農業市場学の概要を理解することにあるが、農業経済学は、非常に広義な範囲である。その中から、経営学・商学分野に位置する流通政策、農学分野の中枢に位置する農業経済学との関係性を理解することを目標とする。
授業計画
【全体】
農産物や食品の流通に焦点をあて、本年は、循環型経済を講義する。
(1)食品ロス問題   (2)循環経済   (3)物流問題
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 授業内容の概要説明およびテキストの指定 輪読ならびに説明 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第2回 「循環型社会」から「循環経済」 廃棄物と循環型社会の形成 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第3回 廃棄物処理 便益と費用の観点 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第4回 資源循環 なぜ資源を循環させるのか?_ 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第5回 廃棄物処理・資源循環は他人事ではない 廃棄物処理の効率性 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第6回 環境循環における国際資源循環 グローバル化する資源循環 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第7回 経済的なインセンティブを生み出す循環 産業廃棄物税・デポジット制度 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第8回 拡大生産者責任という考え方 拡大生産者責任とは何か??日本の包装容器リサイクルにおける拡大生産者責任 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第9回 動脈産業と静脈産業の連携 日本の家電リサイクルにおける課題生産者責任 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第10回 食品廃棄物と食品ロス問題 食品ロスの削減、食品ロスに向けた取り組み 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第11回 プラスチック問題 プラスチックの何が問題か、資源削減、持続可能性 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第12回 「グッズ」と「バッズ」の考え方 細田理論を確認し、グッズの位置付けを知る 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第13回 持続可能な資源循環に向けて モノのサービス化、長寿命化 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第14回 循環型経済に向けた多様なアプローチ 「連携」で実現する循環経済、 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
第15回 総合討議 今までの内容について総合討議を行う 講義資料・計画に従って予習復習を各2時間、4時間以上行うこと
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 30% C: 5% D: 40%
成績評価法
プレゼンテーション 40%、グループワーク25%、ディスカッション25%、レポート10%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 循環経済入門 : 廃棄物から考える新しい経済 ISBN 9784004319870
著者名 笹尾俊明著 出版社 岩波書店 出版年 2023
備考
講義資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 グッズとバッズの経済学 : 循環型社会の基本原理 ISBN 978-4492314265
著者名 細田衛士著 出版社 東洋経済新報社 出版年 2012
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
履修条件
連絡先
種市のアドレスへお願いします。yutaka.taneichi[at]setsunan.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてメールしてください。
オフィスアワー
まずは、上記アドレスにご一報ください。

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