タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半 金1~4    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3272170006 生物機能科学特論Ⅱ[Biological Sciences Ⅱ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
阿座上 弘行[AZAKAMI Hiroyuki]
担当教員[ローマ字表記]
阿座上 弘行 [AZAKAMI Hiroyuki], 藥師 寿治 [YAKUSHI Toshiharu], 片岡 尚也 [KATAOKA Naoya], 高坂 智之 [KOHSAKA Tomoyuki], 湯山 育子 [YUYAMA Ikuko], 佐藤 悠 [SATOH Yu], 前野 慎太朗
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
微生物の機能を生化学的観点から概説するとともに、これらの知見を活用したバイオテクノロジー分野の発展についても紹介する。微生物の機能を物質生産や病原菌制御、環境評価などに活かすための研究動向を基礎から応用まで7名の教員がオムニバスで概説する。微生物間のコミュニケーションを利用したバイオフィルム制御や、代謝工学や発酵技術を応用した微生物による有用物質生産、微生物を用いた環境評価技術などについて紹介する。
授業の到達目標
1.微生物機能科学に関する基礎的な現象、原理、概念を学び、それらの知見を物質生産、病原菌制御、環境評価等に生かすための研究動向を理解する。
2.発酵生産、病原菌制御、環境評価に関する最近の技術を歴史的変遷ともに理解する。
3.本授業内容に関連した分野の知識や研究成果を自らの手で調査し、理解する。
授業計画
【全体】
1.微生物機能科学に関する基礎的な現象、原理、概念を学び、それらの知見を物質生産、病原菌制御、環境評価等に活かすための研究動向を理解する。
2.発酵生産、病原菌制御、環境評価に関する最近の技術を歴史的変遷ともに理解する。
3.本授業内容に関連した分野の知識や研究成果を自らの手で調査し、理解できるようになることも目標とする。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 授業の流れを概説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 微生物とバイオフィルム 微生物とバイオフィルムについて解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 微生物のコミュニケーション
バイオフィルムの制御技術
微生物のコミュニケーションについて解説する
バイオフィルムの制御技術について解説する
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 バクテリアの遺伝子発現 バクテリアの遺伝子発現について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 バクテリアのエネルギー代謝 バクテリアのエネルギー代謝について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 代謝工学
微生物による有用物質生産
代謝工学について解説する
微生物による有用物質生産について解説する
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 微生物での合成代謝経路構築による有用物質生産 微生物での合成代謝経路構築による有用物質生産について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 モデル微生物を利用した異種微生物の遺伝子機能の解析 遺伝子組み換えを行いにくい微生物や環境から得られた遺伝子について、モデル微生物である大腸菌を用いて解析を行う事例を紹介する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 合成生物学 合成生物学について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 微生物の共生・寄生 微生物の共生・寄生について解説する
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 環境変化と微生物群の変化 環境変化と微生物群の変化について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 微生物と温度 微生物の温度感知・適応機構について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 極限環境微生物 極限環境に生息する微生物とその応用例について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 次世代シーケンサーを使った微生物の遺伝子解析 次世代シーケンサーを使った微生物の遺伝子解析について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 ゲノム解析に使用できるツールの紹介 ローカルで行えるコマンドラインを使用しない近年の研究で使用されるゲノム解析方法をこれまでの変遷を交えて紹介する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回 総合討論 まとめと討論 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業への準備、授業における発言、発表を考慮し、レポートによる理解力・思考力を評価する。
小テスト・授業内レポート 40%、宿題・授業外レポート 30%、授業態度・授業への参加度 10%、受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 20%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて指示します
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて指示します
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
阿座上 azakami@yamaguchi-u.ac.jp
薬師 juji@yamaguchi-u.ac.jp
片岡 nkataoka@yamaguchi-u.ac.jp
高坂 tkosaka@yamaguchi-u.ac.jp
湯山 yuyama@yamaguchi-u.ac.jp
佐藤 
前野 maeno.s@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールにて連絡すること

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