開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3272170007
生物機能科学特別講義Ⅲ[Special lecture for Biological Sciences Ⅲ]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
非常勤 講師
ー
担当教員[ローマ字表記]
非常勤 講師, 井内 良仁 [IUCHI Yoshihito]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
創薬について学びます。第一三共の代表取締役真鍋淳氏、アステラス製薬の代表取締役安川健司氏、武田薬品の日本人役員の宮林明日香さんは農学部卒です。農学部卒サラリーマンで年収億超えがごろごろいる製薬会社は皆さんの有力な就職先候補です。創薬の現状と現代創薬技術について学び、ぜひ新薬開発で未来の人類を救ってください。担当教員は創薬を実際に行っている医師で製薬会社のアドバイザー、前臨床試験、臨床試験の実務経験があり、その実務経験を活かしてリアルな授業を行います。
授業の到達目標
1. 講義内容に関して興味あることは自ら調べて知識とする.
2. 受け身ではなく,自分であればどういった意見を述べるか(記載するか)を考えておくこと.
3. 少し難しい内容に対して自ら調べたり,質問等を通して理解することができる.
4. 主体的に,積極的に考えることができる.
5. これまでの自分の意見や考え方と異なる内容に対して深く考えることができる.
授業計画
【全体】
製薬産業の産業構造の全体像をおおまかにつかんだ上で、創薬の実務について各ステップに分解して学ぶ。 検索ができるようにネットにつながったノートパソコンかスマホ、筆記用具とノートを持ってきてください。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション、世界の製薬産業
講義の到達目標,成績評価方法,講義形式などについて伝え、グローバルな視点から製薬産業構造について学びます
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う.
第2回
日本の製薬産業
日本の製薬産業について学びます
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う.
第3回
パイプライン
低分子、抗体、核酸、ペプチド、等の複数のモダリティを材料に創薬の手順の全体像について学びます。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う.
第4回
シード探索
創薬の一番最初のステップについて学びます。HTS,アカデミア創薬や創薬ベンチャーについても学びます。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う.
第5回
リード化合物
合成展開、薬効、薬理試験について学びます。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う.
第6回
前臨床試験
ADME,安全性その他残りの前臨床試験について学びます。IND申請についても学びます。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う.
第7回
臨床試験とフォローアップ
臨床試験とフォローアップについて学びます。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う.
第8回
近未来の創薬
再生医療、細胞治療、デジタル医薬品などの新しいモダリティ、AI創薬などの新技術について学びます。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う.
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 100% C: --% D: --%
成績評価法
毎回授業時間内に検索可でレポートを作成し提出してもらいます。成績評価はレポート100%です。ChatGPTやPerplexityなどのAIも使って構いません。というか皆が使うこと前提で進めますので使っていないとかなり不利になると思います。
教科書にかかわる情報
備考
創薬科学・医薬化学(第2版増補版) [電子版教科書付] (ベーシック薬学教科書) 単行本 – 2024/9/10を参考に、適宜、資料プリントを配布します。
参考書にかかわる情報
備考
適宜、資料プリントを配布します。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
"担当:井内良仁
083-933-5853
yiuchi@yamaguchi-u.ac.jp"
オフィスアワー
随時
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