開講年度
開講学部等
2024
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
2年通年
卒研・卒論
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3273170194
特別研究[Special Research]
日本語
6
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
高橋 肇[TAKAHASHI Tadashi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
高橋 肇 [TAKAHASHI Tadashi]
区分
対象学生
対象年次
1
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
Special Research
概要
特別研究では,作物学の最先端の研究について,受講する大学院生が主体的に計画・実施する.授業では,研究テーマを検討するところに始まり,作物試験計画を設計し,圃場での作物試験を実施する.播種に始まり,圃場管理,収穫までの試験圃場の管理を担当しながら,サンプリング調査を通じて,圃場から作物のデータを収集する.採取したサンプルは,乾物重や葉面積,収量,収量構成要素を測定するとともに,化学分析により可溶性炭水化物含量や窒素含有率などを調査する.また,生育期間中,作物の生長点の変化を調査し,作物を観察することで,開花期や成熟期といった生育ステージを決定する.これらデータは,圃場調査終了後,集計して図や表に結果としてまとめる.さらに,得られた成果に関連する文献を調査し,これまでの研究背景に対して修士論文研究で得られた成果がどのような位置付けにあるかを考えながら,成果に対し考察を加える.これら成果を文章にまとめることで,修士論文を完成させる.
一般目標
授業では,研究の立案にはじまり,圃場試験の実施,サンプリングと化学分析によるデータの採取,データ集計と関連文献の検索,成果の考察といった一連の研究を実施し,研究の成果を文書にまとめて発表する.修士論文を通じて,仕事の成果を文書にて報告する能力を身につける.
授業の到達目標
知識・理解の観点
1.立案,計画,実施,まとめといった一連の研究を理解している.
2.研究成果を文書にて報告する流れを理解している.
思考・判断の観点
1.修士論文研究で得られた成果を解釈し,文書にて公表できる.
2.研究に必要となる実験手法を習得している.
関心・意欲の観点
1.主体的に研究を立案,計画,実施し,文書にまとめて公表できる.
態度の観点
1.修士論文の完成・発表に向けて,コツコツと研究を積み重ねることができる.
技能・表現の観点
1.正しい日本語で文章を作成できる。
授業計画
【全体】
特別研究では,研究テーマを検討するところに始まり,作物試験計画を設計し,圃場での作物試験を実施する.播種に始まり,圃場管理,収穫までの試験圃場の管理を担当しながら,サンプリング調査を通じて,圃場から作物のデータを収集する.採取したサンプルは,乾物重や葉面積,収量,収量構成要素を測定するとともに,化学分析により可溶性炭水化物含量や窒素含有率などを調査する.また,生育期間中,作物の生長点の変化を調査し,作物を観察することで,開花期や成熟期といった生育ステージを決定する.これらデータは,圃場調査終了後,集計して図や表に結果としてまとめる.さらに,得られた成果に関連する文献を調査し,これまでの研究背景に対して修士論文研究で得られた成果がどのような位置付けにあるかを考えながら,成果に対し考察を加える.これら成果はタイトル,要旨,緒言,材料と方法,結果,考察,文献リストの順で修士論文として記述し公表する.
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
修士論文研究の背景1
研究背景のレビューを作成する
文献検索・収集・整理により引用文献をもとにレビューを作成する。(4時間)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
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【あり】
第2回
修士論文研究の背景2
研究背景のレビューを発表する
作成したレビューをゼミを通じて発表する。(4時間)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
-----
【あり】
第3回
修士論文研究のデータのまとめ方1
得られたデータをExcelで集計する
データの入力をする(4時間)
【少】(授業時間の15%未満)
【少】(授業時間の15%未満)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
-----
【あり】
第4回
修士論文研究のデータのまとめ方2
得られたデータをExcelで集計する
入力したデータを整理する(4時間)
【少】(授業時間の15%未満)
【少】(授業時間の15%未満)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
-----
【あり】
第5回
修士論文研究のデータのまとめ方3
データから図表を作成する
Excelを使って作図・作表する(4時間)
【少】(授業時間の15%未満)
【少】(授業時間の15%未満)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
-----
【あり】
第6回
修士論文研究のデータのまとめ方4
データから図表を作成する
PowerPointで図表を清書する(4時間)
【少】(授業時間の15%未満)
【少】(授業時間の15%未満)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
-----
【あり】
第7回
プレゼンテーション技術1
プレゼンを作成し、発表の準備をする。
プレゼン、原稿を作成する(4時間)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
-----
【あり】
第8回
プレゼンテーション技術2
プレゼンを作成し、発表の準備をする。
プレゼン、原稿を作成する(4時間)
【多】(授業時間の50%超)
【多】(授業時間の50%超)
【多】(授業時間の50%超)
【多】(授業時間の50%超)
【あり】
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
日々の積み重ねによりデータを収集して図表にまとめ,文章を執筆したことで修士論文が完成しているか(80点),修士論文にまとめたことをプレゼンテーションにより公表できているか(20点),について評価する.
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
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評価に加えず
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小テスト・授業内レポート
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評価に加えず
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宿題・授業外レポート
◎
◎
○
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80%
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授業態度・授業への参加度
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評価に加えず
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
◎
◎
◎
◎
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20%
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演習
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評価に加えず
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出席
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欠格条件
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その他
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評価に加えず
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教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない
参考書にかかわる情報
備考
参考書は指定しない
メッセージ
主体的に研究にとりくむことを期待します。
キーワード
フィールド研究
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
フィールド科学特論
連絡先
内線5840,農学部128室,E-mail: tadashit@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月〜金曜日7:00〜8:00 月・火・木・金曜日12:00〜12:30
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