タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
2年通年 卒研・卒論    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3273170194 特別研究[Special Research] 日本語 6
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
高橋 肇[TAKAHASHI Tadashi]
担当教員[ローマ字表記]
高橋 肇 [TAKAHASHI Tadashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
特別研究では,作物学の最先端の研究について,受講する大学院生が主体的に計画・実施する.授業では,研究テーマを検討するところに始まり,作物試験計画を設計し,圃場での作物試験を実施する.播種に始まり,圃場管理,収穫までの試験圃場の管理を担当しながら,サンプリング調査を通じて,圃場から作物のデータを収集する.採取したサンプルは,乾物重や葉面積,収量,収量構成要素を測定するとともに,化学分析により可溶性炭水化物含量や窒素含有率などを調査する.また,生育期間中,作物の生長点の変化を調査し,作物を観察することで,開花期や成熟期といった生育ステージを決定する.これらデータは,圃場調査終了後,集計して図や表に結果としてまとめる.さらに,得られた成果に関連する文献を調査し,これまでの研究背景に対して修士論文研究で得られた成果がどのような位置付けにあるかを考えながら,成果に対し考察を加える.これら成果を文章にまとめることで,修士論文を完成させる.
授業の到達目標
科学技術に関連した国際的・社会的問題について、研究者あるいは高度職業人として解決しようとする姿勢を身につける。授業では,研究の立案にはじまり,圃場試験の実施,サンプリングと化学分析によるデータの採取,データ集計と関連文献の検索,成果の考察といった一連の研究を実施し,研究の成果を文書にまとめて発表する.修士論文を通じて,仕事の成果を文書にて報告する能力を身につける.
授業計画
【全体】
特別研究では,研究テーマを検討するところに始まり,作物試験計画を設計し,圃場での作物試験を実施する.播種に始まり,圃場管理,収穫までの試験圃場の管理を担当しながら,サンプリング調査を通じて,圃場から作物のデータを収集する.採取したサンプルは,乾物重や葉面積,収量,収量構成要素を測定するとともに,化学分析により可溶性炭水化物含量や窒素含有率などを調査する.また,生育期間中,作物の生長点の変化を調査し,作物を観察することで,開花期や成熟期といった生育ステージを決定する.これらデータは,圃場調査終了後,集計して図や表に結果としてまとめる.さらに,得られた成果に関連する文献を調査し,これまでの研究背景に対して修士論文研究で得られた成果がどのような位置付けにあるかを考えながら,成果に対し考察を加える.これら成果はタイトル,要旨,緒言,材料と方法,結果,考察,文献リストの順で修士論文として記述し公表する.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 修士論文研究の背景1 研究背景のレビューを作成する 文献検索・収集・整理により引用文献をもとにレビューを作成する。(4時間)
第2回 修士論文研究の背景2 研究背景のレビューを発表する 作成したレビューをゼミを通じて発表する。(4時間)
第3回 修士論文研究のデータのまとめ方1 得られたデータをExcelで集計する データの入力をする(4時間)
第4回 修士論文研究のデータのまとめ方2 得られたデータをExcelで集計する 入力したデータを整理する(4時間)
第5回 修士論文研究のデータのまとめ方3 データから図表を作成する Excelを使って作図・作表する(4時間)
第6回 修士論文研究のデータのまとめ方4 データから図表を作成する PowerPointで図表を清書する(4時間)
第7回 プレゼンテーション技術1 プレゼンを作成し、発表の準備をする。 プレゼン、原稿を作成する(4時間)
第8回 プレゼンテーション技術2 プレゼンを作成し、発表の準備をする。 プレゼン、原稿を作成する(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
日々の積み重ねによりデータを収集して図表にまとめ,文章を執筆したことで修士論文が完成しているか(80点),修士論文にまとめたことをプレゼンテーションにより公表できているか(20点),について評価する.
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない
参考書にかかわる情報
備考
参考書は指定しない
メッセージ
主体的に研究にとりくむことを期待します。
キーワード
フィールド研究
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
フィールド科学特論
履修条件
連絡先
内線5840,農学部128室,E-mail: tadashit@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月〜金曜日7:00〜8:00 月・火・木・金曜日12:00〜12:30

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