開講年度
開講学部等
2026
大学院医学系研究科(博士後期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金1~2,金11~12
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
4151600205
生涯発達・遺伝看護学特講
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
伊東 美佐江[ITO Misae]
ー
担当教員[ローマ字表記]
伊東 美佐江 [ITO Misae], 村上 京子 [MURAKAMI Kyoko], 亀崎 明子 [KAMEZAKI Akiko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本特講は、生涯発達理論を基盤として、発達過程に影響を及ぼす遺伝的・環境的要因を統合的に検討し、胎児期から老年期に至る健康課題を縦断的に理解する高度な学術能力を養うことを目的とする。
助産学および女性健康支援学は、生涯発達の各段階における専門的実践領域として位置づけられ、本特講ではそれらを発達科学の視点から再理論化する。
さらに、基礎研究から臨床実践、医療システム、政策へと展開するトランスレーショナルリサーチの枠組みを用い、看護学における知の創出と社会実装の可能性を探究する。
授業の到達目標
関心のある研究テーマについて、包括的な文献検討を通して、最新の研究の動向と課題を理解できる。
研究を遂行する上での概念を説明できる。
親子の関係形成、児の発達、ならびにウィメンズヘルスにおいて遭遇しやすい健康問題の解決、および育児支援の必要な母親とその家族の援助方法の開発・理論構築について理解できる。
健全な生殖と性、生命の誕生、生育を支援するための理論と看護方法の開発、さらに遺伝学的問題を持つ人と家族の支援方法、実践の方法を理解できる。
授業計画
【全体】
本特講は、生涯発達理論を中核概念として、発達過程に影響を及ぼす遺伝的要因および社会環境要因を統合的に検討することを目的とする。胎児期から老年期に至る健康課題を縦断的に捉え、助産学および女性健康支援学、小児看護学、遺伝看護学の実践領域を発達科学の視点から再理論化する。
健康の社会的決定要因、ジェンダー、文化的背景を含む社会構造的要因との関連を検討し、生涯発達における健康格差の理論的枠組みを構築する。さらに、基礎研究から臨床応用、看護介入開発、医療システムへの実装、政策評価へと展開するトランスレーショナルリサーチの枠組みを導入し、生涯発達研究を社会実装まで見据えて位置づける能力を養う。受講者は、自らの関心テーマを発達縦断モデルおよびトランスレーショナルモデルに照らして再検討し、理論的独創性と社会的意義を明確化する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
生涯発達理論の再検討と看護学的再構成
本講義の展開方法と課題について説明する。
古典的発達理論の批判的検討、発達を「関係性・世代連鎖・社会構造」から再定義
看護学における発達概念の再構築を考える。
自己の経験に基づくケアの中にある核となるものについてデスカッションする
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第2回
生涯発達モデルとトランスレーショナルリサーチ理論・実装科学
TRモデルの批判的検討、看護学におけるTRの可能性、生涯発達研究の位置づけ分析を行う。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第3回
女性健康支援モデルの展開
生涯発達の視点に基づく女性健康支援モデルの展開と周産期包括支援モデルを検討する。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第4回
リプロダクティブヘルス/ライツと倫理的課題
生涯発達過程の起点となるリプロダクティブ期に焦点を当て、生殖医療、出生前診断をめぐる倫理的・社会的課題を構造的に分析する。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第5回
リプロダクティブヘルスにおける意思決定支援の理論と実践
リプロダクティブ領域における意思決定の特徴と理論を検討する
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第6回
リプロダクティブ・ヘルスと予防医療
HPVワクチンによる子宮頸がん予防と、低用量経口避妊薬などの避妊法について考える。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
担当:亀崎明子
第7回
思春期の月経管理とヘルスリテラシー
月経困難症、月経前症候群などの健康課題と月経随伴症状が及ぼす影響について考える。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
担当:亀崎明子
第8回
更年期以降の女性の健康
閉経周辺期の生理的変化と、それに伴う身体的・心理社会的課題を考える。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
担当:亀崎明子
第9回
母子保健の動向と助産師に求められる役割
最新の母子保健の動向を理解し、助産師に求め荒れる役割について考える。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
担当:亀崎明子
第10回
ゲノム医療時代の小児看護学
遺伝医学の進展が小児・周産期看護に与えた影響を概観する。疾患モデルからゲノム情報を内包した「生活者モデル」について考える。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第11回
出生前検査(NIPT等)と倫理
NIPTを含む出生前検査の現状と、親の意思決定支援における倫理的課題。生命倫理と、助産学・看護学における「アドボカシー」を考える。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第12回
NICUにおける家族の再構築と遺伝学的確定診断
NICUで先天異常の告知を受ける家族の心理的プロセス。「親になること」への支援について
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第13回
先天性疾患児の成長発達と遺伝情報について
児の知る権利と意思決定支援
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第14回
多職種連携による家族支援の社会学的検討
慢性的な障がいや難病を抱える家族への継続支援。医療モデルから社会モデルへの移行における看護実践。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
第15回
総括
本コースの学習をとおして、研究疑問、研究の方向性と研究方法について検討する。
関心のあるテーマについて調べる。
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は4時間である。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 30% C: --% D: 40%
成績評価法
プレゼンテーション30%、ディスカッション30%、レポート40%
教科書にかかわる情報
備考
随時提示します
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
看護学を極める研究者の第一歩。広い視野を持ってお互いに学び合える姿勢を大事にしていきたいと思います。
キーワード
母子、助産、ウィメンズヘルス、遺伝、QOL、倫理、教育
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
生涯発達・遺伝看護学演習
履修条件
連絡先
村上京子:TEL 22-2820, k.mura[AT]yamaguchi-u.ac.jp
伊東美佐江:TEL 22-2821, m-ito[AT]yamaguchi-u.ac.jp
亀崎明子:TEL 22-2829,kamezaki[AT]yamaguchi-u.ac.jp
[AT]を@に変えてください。
オフィスアワー
随時対応しますので、メールで連絡してください
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