タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(博士後期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水11~12   8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
4151600209 基礎看護学特講(後) 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田中 愛子[TANAKA Aiko]
担当教員[ローマ字表記]
田中 愛子 [TANAKA Aiko], 安達 圭一郎 [ADACHI Keiichiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義では、様々な看護実践の中から、より鮮明に看護現象を導き出し、看護の本質を追究する。さらに、看護実践能力に着目し、卓越した看護職の臨床推論、対人関係能力、看護技術習得から改変創造に至る能力等が、どのように育まれていくのかその過程を考察する。
授業の到達目標
1.看護活動の中に潜む看護の核となるものを抽出し、それが看護の核であることを証明する方法を、既習の知識を振りかえりながら探求する。
2.卓越した看護実践能力が育まれるプロセスを明らかにする。
3.看護の対象を多角的観点からとらえ、理解を深める方法を探求する。
授業計画
【全体】
講義の展開方法として、先行研究や各種理論の紹介とともに、話題として臨床における笑いの効果、看護職のユーモアや卓越した看護実践能力、社会の人々の死生観研究,対人関係能力等を織り込みながら、研究の方法論について解説する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 本講義の展開方法と課題について説明する。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第2回 看護実践の中にある看護の本質1 自己の経験に基づく看護の中にある核となるものについてデスカッションする。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第3回 看護実践の中にある看護の本質2 論文や書籍に見出す看護の本質についてデスカッションする。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第4回 看護実践能力とは何か 看護実践能力の項目や尺度を通して、看護実践能力とは何かを明確にする。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第5回 看護実践能力を育むもの 文献や経験を通して、看護実践能力を育む背景にあるものについてデスカッションする。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第6回 看護技術の習得からすぐれた看護介入への変化の過程 看護基本技術は、看護介入にどのように応用され、新しく創出されていくのか、そのプロセスを論文や経験から明らかにする。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第7回 看護の対象の理解1 様々な看護の対象にどのように接近できるのか、対象の理解とはどのようなものなのかについてデスカッションする。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第8回 看護の対象の理解2 意思疎通の困難な対象を、どのように把握していくのか、そのプロセスを論文や経験がらデスカッションする。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第9回 看護理論と看護実践の関連1 受講生の関心のある看護理論とそれを用いた看護実践についてプレゼンテーションしデスカッションを行う。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第10回 看護理論と看護実践の関連2 受講生の関心のある看護理論とそれを用いた看護実践についてプレゼンテーションしデスカッションを行う。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第11回 看護職と笑いとユーモア 看護の中に、「笑いやユーモア」はどのように活かされるのか、文献や実験結果、経験を通してデスカッションを行う。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第12回 看護の課題1 今後どのような看護が社会に求められるのか、求められる看護について多角的に検討する①。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第13回 看護の課題2 今後どのような看護が社会に求められるのか、求められる看護について多角的に検討する②。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第14回 看護の課題3
12週、13週の議論を通して、今後看護はどのような役割と機能を果たしていけるのか、デスカッションを行う。 次回の課題の準備
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第15回 総括 本コースの学習をとおして、必要な看護研究の方向性と看護研究の方法について検討する。 レポート課題
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 30%
成績評価法
レポート60%、プレゼンテーション40%
教科書にかかわる情報
備考
資料はその都度紹介します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
日々おこなっている看護活動の中のどのことが看護なのか、なぜそれが看護なのかを言語化していくことは容易ではありませんが、必要なことです。いろいろな観点から光を当てて、探求していきましょう。
キーワード
看護の本質、看護の対象、看護の目的、看護実践能力、看護活動
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
田中愛子 aitanaka@yamaguchi-u.ac.jp
安達圭一郎 adachi13@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日:17:50~19:20

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