開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(博士後期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月1~2,火13~14
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
4152600208
老年生活機能看護学演習
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
森崎 直子
ー
担当教員[ローマ字表記]
森崎 直子, 永田 千鶴 [NAGATA Chizuru]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本科目は,地域医療や看護を担い,専門領域の研究を深めて専門分野の学問の体系化に貢献できる教育研究者を養成することを目的としている。老年(・在宅)生活機能学特講で得た知識をもとに,更なる国内外の文献の講読およびディスカッションを通して,高齢者の生活機能に関する研究の動向や介入方法を熟知し,自らの研究テーマの解決に向けた介入方法を具体化していく。また、研究計画や文献研究、調査研究の内容をまとめ、公表する。授業はオンラインを活用し、主にディスカッションやプレゼンテーションで構成する。
授業の到達目標
1.高齢者の特性および特性に応じた生活機能向上のための介入方法についての研究計画(研究2)を立案する。
2.研究成果のまとめ方や公表方法を修得する。
授業計画
【全体】
老年(・在宅)生活機能看護学特講で得た知識をもとに,高齢者の特性および特性に応じた生活機能向上のための介入方法,また,高齢者をとりまく家族や地域社会における課題についての研究計画(研究2)を立案する。特別研究構想発表会で研究構想を発表し、助言をもとに研究計画を洗練させる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
研究の進捗状況
研究テーマの進捗状況や今後のスケジュールを共有する。
ディスカッション
(講師:森崎直子・永田千鶴)
研究テーマの進捗状況をまとめる。事前学習の目安は4時間以上です。
Web 授業
第2回
これまでの研究経緯と結果
研究テーマに関する文献研究または調査研究(研究1)の結果を考察する。
ディスカッション
(講師:森崎直子・永田千鶴)
文献研究および調査研究(研究1)の結果をまとめる。事前学習の目安は4時間以上です。
Web 授業
第3回
今後の計画
研究テーマへの取り組み状況と今後の計画に関する、要点や重要事項を整える。
ディスカッション
(講師:森崎直子・永田千鶴)
特別研究構想発表会での発表内容をまとめる。事前学習の目安は4時間以上です。
Web 授業
第4回
プレゼンテーションの方法-1
伝えるプレゼンテーション方法を探求する。
ディスカッション・プレゼンテーション
。(講師:森崎直子,永田千鶴)
特別研究構想発表会に向けたプレゼンテーションスライドを作成する。事前学習の目安は4時間以上です。
対面
第5回
プレゼンテーションの方法-2
伝わるプレゼンテーション方法を探求する。
ディスカッション・プレゼンテーション
(講師:森崎直子,永田千鶴)
特別研究構想発表会に向けたプレゼンテーションを見直し、修正する。事前学習の目安は4時間以上です。
対面
第6回
研究構想の発表-1
他者の研究計画を批判的に考察し、看護研究の意義を熟考する。ディスカッション・プレゼンテーション(講師:森崎直子,永田千鶴)
特別研究構想発表会に向けたプレゼンテーションを完成させる。事前学習の目安は4時間以上です。
対面
第7回
研究構想の発表-2
助言をもとに研究計画(研究2)を再検討する。
ディスカッション
(講師:森崎直子,永田千鶴)
特別研究構想発表会で得た助言をもとに研究計画(研究2)を再検討する。事前学習の目安は4時間以上です。
対面
第8回
研究方法と分析方法
研究方法および分析方法(研究2)を確立する。ディスカッション(講師:森崎直子,永田千鶴)
研究方法および分析方法(研究2)を具体的にまとめ、スケジュールをたてる。事前学習の目安は4時間以上です。
第9回
研究の実現性
研究(研究2)の実現性を高める方法を考究する。ディスカッション(講師:森崎直子,永田千鶴)
研究資金(研究2)を検討し、補助金申請等を検討する。
事前学習の目安は4時間以上です。
第10回
研究実施における課題
研究(研究2)実施における起きうる問題を推論し、対策を検討する。
ディスカッション
(講師:森崎直子,永田千鶴)
研究(研究2)実施時に起きうる問題を推測する。事前学習の目安は4時間以上です。
第11回
研究成果の予測
研究(研究2)成果を推論する。
ディスカッション
(講師:森崎直子,永田千鶴)
研究で得られる成果を予測し、考察の方向性を検討する。事前学習の目安は4時間以上です。
第12回
研究成果の公表方法
研究テーマに関する文献研究または調査研究(研究1)の結果の公表方法を検討する。
ディスカッション
(講師:森崎直子,永田千鶴)
研究テーマに関する文献研究または調査研究(研究1)の結果の公表先を選定し、準備する。
事前学習の目安は4時間以上です。
第13回
研究計画書
研究テーマに関する今後の計画を確立する。
ディスカッション
(講師:森崎直子,永田千鶴)
研究テーマに関する研究計画書(研究2)を作成する。事前学習の目安は4時間以上です。
第14回
研究倫理審査申請書
高齢者を対象とした研究における研究倫理審査に向けて、研究計画を洗練する。
ディスカッション・プレゼンテーション
(講師:森崎直子,永田千鶴)
研究倫理審査書類(研究2)を作成する。事前学習の目安は4時間以上です。
第15回
まとめ
本授業の到達目標への評価を行い、学修内容をまとめる。
ディスカッション
(講師:森崎直子,永田千鶴)
倫理的配慮も加え、研究計画書(研究2)を加筆、修正し、完成させる。事前学習の目安は4時間以上です。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 35% C: 35% D: 30%
成績評価法
プレゼンテーション50%、レポート50%で評価する。
教科書にかかわる情報
備考
特定の教科書は使用しません。
参考書にかかわる情報
備考
適宜,紹介します。特定の参考書は指定しません。
メッセージ
受講生が高齢者の生活機能に関する研究の動向や介入方法を知るとともに,研究者としての役割について思索し,自らの研究課題を明らかにすることを支援します。事前準備を十分に行って授業に参加してください。
キーワード
高齢者,生活機能,QOL,連携
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
老年(・在宅)生活機能看護学特講
履修条件
連絡先
森崎直子,0836-22-2818, @yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日13:00〜15:40
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