タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定 講義 3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
4241010100 固体物性化学特論 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
川俣 純[KAWAMATA Jun]
担当教員[ローマ字表記]
川俣 純 [KAWAMATA Jun], 綱島 亮 [TSUNASHIMA Ryo], 鈴木 康孝 [SUZUKI Yasutaka]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
分子や分子集合体の構造や物性について紹介する。固体化学の専門的知識を身に付け、新たな知識獲得のための学習を継続していける基盤をつくる。柔軟な発想力・探究心をもち、社会にかかわる固体化学分野の課題を自ら発見し、主体的に解決できる能力につなげる。
授業の到達目標
分子の固体化学について専門的知識を身に付け、新たな知識獲得のための学習を継続していける基盤をつくる。柔軟な発想力・探究心をもち、社会にかかわる固体化学分野の課題を自ら発見し、主体的に解決できる能力を養う。

知識・理解の観点 固体化学の専門的知識としての、結晶学・物性科学を身に付ける
思考・判断の観点 研究対象とする分子集合体の機能・物性解析研究において、必要とされる情報を得るために最も有効な手段を適切に選択できる能力を身につける
関心・意欲の観点 自分の研究対象が示す機能も含め、全ての機能物質が示す性質が、物質の対称性と重要な関わりを持っていることに関心をもつ
態度の観点 物質の性質が対称性に大きく支配されていることに気付き、対称性の重要性を認識できる
技能・表現の観点 レポート課題を、論理的、かつ正確にまとめることができる
授業計画
【全体】
(1)分子・結晶の対称性
(2)結晶構造と空間群
(3)X線による結晶構造解析
(4)結晶の対称性と性質 / テンソル
(5)様々な固体とその電子物性
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 分子・結晶の対称性 対称操作 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第2回 分子・結晶の対称性 点対称操作 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第3回 分子・結晶の対称性 点群 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第4回 分子・結晶の対称性 らせん操作、映進操作 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第5回 分子・結晶の対称性 格子 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第6回 結晶構造と空間群 7つの結晶系 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第7回 結晶構造と空間群 ブラベ格子 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第8回 結晶構造と空間群 結晶点群 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第9回 結晶構造と空間群 空間群 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第10回 結晶構造と空間群 シンモルフィックな立方構造 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第11回 結晶構造と空間群 欠陥構造 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第12回 結晶構造と空間群 稠密構造 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第13回 X線による結晶構造解析 ブラッグの法則、逆格子 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第14回 結晶の対称性と性質 / テンソル ノイマンの原理とテンソル テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
第15回 様々な固体とその電子物性 圧電性、焦電性、非線形光学特性 テキストに予め目を通した上で受講して下さい(4時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: 10% D: --%
成績評価法
内容の理解度(口頭試問)、ディスカッションに対する積極性により評価します。
口頭試問70%、ディスカッション30%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 結晶としての固体 ISBN 4486010841
著者名 Gerald Burns [著] ; 寺内暉, 中村輝太郎訳 出版社 東海大学出版会 出版年 1989
備考
該当なし
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて指示する。
メッセージ
化学のおもしろさの一つは、新しい物質を作り出せることです。物質そのもの、あるいは分子や原子の集合形態の持つ構造上の特徴と物理的性質との間の関係について理解を深め、新しい機能を持った材料を創造する際に必要な「物質設計」の考え方を身につけてください。
キーワード
対称性、空間群、結晶構造解析、テンソル、電子物性
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
物性化学特論
履修条件
連絡先
川俣 純:理学部434号室
メールアドレス:j_kawa@
(@以下には"yamaguchi-u.ac.jp"を追加してください)
オフィスアワー
随時

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