タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
4241010110 反応有機化学特論 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藤井 寛之[FUJII Hiroyuki]
担当教員[ローマ字表記]
藤井 寛之 [FUJII Hiroyuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
(藤井担当分)
生体内の触媒として酵素を挙げることができる。その酵素の活性中心は金属錯体であることが多い。本講義では身近な酵素をお手本として,有機合成反応において触媒が如何にして開発され,どのように応用されてきたか,また環境面(グリーンケミストリー)を考慮し,どのような分子設計がなされ,効率的反応が開発されてきたかを解説する。 例として、天然物の全合成を取り上げ、合成戦略や手法を学ぶ。
本講義を通じて有機反応の基礎知識を体系的に身に付けさせたのち[DP1-2]、専門的な知識を身に付けさせます[DP1-1]。有機金属反応を用いた柔軟な発想を持ち、社会に関わる化学分野の課題を自ら発見し、主体的に解決できる能力を養います[DP3]。


授業の到達目標
有機合成反応において,反応の種類や選択性の発現に触媒がどのように開発され,応用されてきたかを理解する。また触媒を利用することにより,どのような分子設計がなされ,効率的反応が開発されてきたか,環境面(グリーンケミストリー)からも学習する。 例として、天然物の全合成を取り上げ、その合成戦略や手法を学ぶ。
本講義を通じて有機反応の基礎知識を体系的に身に付けさせたのち[DP1-2],高度な専門的知識を身に付ける[DP1-1]。有機金属反応を用いた有機合成に対する柔軟な発想を持ち,社会に関わる将来の化学分野の課題を自ら発見し、主体的に問題解決できる能力を養う[DP3]。
授業計画
【全体】
(藤井担当分)
(1)有効な新反応,反応剤,触媒などの開拓
(2)構造的に興味ある化合物の合成
(3)有用物質の真に効果的な製造
(4)優れた性質・機能を持つ物質の発見と創造
(5)生物現象や生理活性の分子レベルでの理解
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 (1)有効な新反応,反応剤,触媒などの開拓I Rifamycin S の全合成(1) 予習(1時間)、復習(1時間)
第2回 (1)有効な新反応,反応剤,触媒などの開拓II Rifamycin S の全合成(2) 予習(1時間)、復習(1時間)
第3回 (1)有効な新反応,反応剤,触媒などの開拓III Rifamycin S の全合成(3) 予習(1時間)、復習(1時間)
第4回 (2)構造的に興味ある化合物の合成I Rifamycin S の全合成(4) 予習(1時間)、復習(1時間)
第5回 (2)構造的に興味ある化合物の合成II Rifamycin S の全合成(5) 予習(1時間)、復習(1時間)
第6回 (2)構造的に興味ある化合物の合成III Rifamycin S の全合成(6) 予習(1時間)、復習(1時間)
第7回 (3)有用物質の真に効果的な製造I Rifamycin S の全合成(7) 予習(1時間)、復習(1時間)
第8回 (3)有用物質の真に効果的な製造II Rifamycin S の全合成(8) 予習(1時間)、復習(1時間)
第9回 (3)有用物質の真に効果的な製造III Rifamycin S の全合成(9) 予習(1時間)、復習(1時間)
第10回 (4)優れた性質・機能を持つ物質の発見と創造I Rifamycin S の全合成(10) 予習(1時間)、復習(1時間)
第11回 (4)優れた性質・機能を持つ物質の発見と創造II Rifamycin S の全合成(11) 予習(1時間)、復習(1時間)
第12回 (4)優れた性質・機能を持つ物質の発見と創造III Rifamycin S の全合成(12) 予習(1時間)、復習(1時間)
第13回 (5)生物現象や生理活性の分子レベルでの理解I Rifamycin S の全合成(13) 予習(1時間)、復習(1時間)
第14回 (5)生物現象や生理活性の分子レベルでの理解II Rifamycin S の全合成(14) 予習(1時間)、復習(1時間)
第15回 (5)生物現象や生理活性の分子レベルでの理解III Rifamycin S の全合成(15) 予習(1時間)、復習(1時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
課題として毎回のプレゼンテーション100%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しないが、教科書に準じる資料をパワーポイントで投影し、講義を行っている。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 天然物の全合成 ISBN 9784254140743
著者名 滝田邦明 出版社 朝倉出版 出版年 2006
備考
メッセージ
触媒というものが如何に素晴らしく、また有機合成の発展に貢献してきたのか、興味を持ってください。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
理学部棟 4階 405,439号室
E-mail:fujii@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
オフィスアワーは指定せず、随時。

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