開講年度
開講学部等
2026
大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
講義
8.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
4241010130
地球物質循環学特論
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
永嶌 真理子[NAGASHIMA Mariko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
永嶌 真理子 [NAGASHIMA Mariko], 齊藤 諒介 [SAITOH Ryosuke], 江島 圭祐 [ESHIMA Keisuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地殻とマントルの物質循環について、当該分野の論文を通じて最新の研究動向を知り、最先端の情報を集約する。
本講義の1-5回は鉱物学・結晶学の講義,6-10回は石油・石炭鉱床と炭素循環の講義,11-15回は火成岩の深成作用と関連鉱床の講義を実施する。
1.地球惑星構成物質の最小単位である「鉱物」を対象として、結晶学の知識を深め、結晶構造解析について詳しく解説する。結晶構造解析に係わる演習を通じて、座学で得た知見とリンクを計り深い理解を目指す。
2.物質循環、特に炭素循環の観点から、石油・石炭鉱床の形成過程と地球表層環境変動のより深い理解を目指す。
3. 火成岩の深成作用と関連鉱床について、それぞれ詳しく解説し、演習を通じて分野横断の解析手法の理解を目指す。
なお本講義は地球科学の知識を有し,鉱物学・有機地球化学・岩石学の基礎を修得している学生を対象とする。
授業の到達目標
鉱物学・結晶学・資源学の知識を習得し、結晶質固体物質のさらなる理解を目指す。石油・石炭鉱床と炭素循環との関係を理解する。火成岩の深成作用と関連鉱床の形成過程を理解し、その解析手法を習得する。
授業計画
【全体】
1.地球惑星構成物質の最小単位である「鉱物」について鉱物学・結晶学・資源学の側面から解説する。
2.特に結晶学の知識を深め、結晶構造解析について詳しく解説し、演習を行う。
3.石油・原油と炭素循環との関係性について説明し、各週のトピックに従って、プレゼンテーションを行う。加えて、グループディスカッションも取り入れる。
4.火成岩の深成作用と関連鉱床について、それぞれ詳しく解説し、Google Colaboratoryを用いて解析演習を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
鉱物学
鉱物の基礎知識を講義する。
事前に鉱物学の基礎知識の復習してから講義に臨むこと(復習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
第2回
結晶学
結晶質固体物質の理解に不可欠な結晶学の基礎知識を講義する。主に鉱物を中心とした無機固体物質の理解に不可欠な結晶構造解析や分光法の手法を詳しく解説する。
事前に結晶学の基礎知識の復習してから講義に臨むこと(復習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
第3回
X線回折の原理と実際
演習を実施する前にX線回折の原理と実際に得られるデータの解析法について解説する。
事前に結晶学の基礎知識の復習してから講義に臨むこと(復習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
第4回
結晶構造解析1
X線回折データを用いて結晶構造解析を実施する。結晶構造解析結果から得られた知見を基に結晶質固体物質の特性を理解し、地球物質循環とのかかわりを考察する。
事前に解析用ソフトウェアの使用法に関する説明に目を通すこと(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
第5回
結晶構造解析2
演習を通じて得られた結果について発表し、議論する。
解析結果・考察についてのプレゼンテーションを準備すること(学習時間:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
プレゼンテーションを行う。
第6回
石油・石炭鉱床(1)
石油・石炭鉱床時空間的分布について文献を調べ、プレゼンテーションを行い、議論する。
事前に石油・石炭鉱床時空間的分布について文献を調べておくこと(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
プレゼンテーションを行う。
第7回
石油・石炭鉱床(2)
石油根源岩と堆積環境について文献を調べ、プレゼンテーションを行い、議論する。
事前に石油根源岩と堆積環境について文献を調べておくこと(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
プレゼンテーションを行う。
第8回
石油・石炭鉱床(3)
石油・石炭の構成有機物について文献を調べ、プレゼンテーションを行い、議論する。
事前に石油・石炭の構成有機物について文献を調べておくこと(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
プレゼンテーションを行う。
第9回
石油・石炭鉱床(4)
石油。石炭生成過程について文献を調べ、プレゼンテーションを行い、議論する。
事前に石油。石炭生成過程について文献を調べておくこと(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
プレゼンテーションを行う。
第10回
石油・石炭鉱床と炭素循環
石油・石炭生成の炭素循環について文献を調べ、プレゼンテーションを行い、議論する。
事前に石油・石炭生成の炭素循について文献を調べておくこと(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
プレゼンテーションを行う。
第11回
火成岩の成因と深成作用-基礎
火成岩に関する最新の論文を使用し、火成岩の成因と深成作用について解説する。
事前に火成岩岩石学の基礎項目を復習すること(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
第12回
火成岩の成因と深成作用-応用
火成岩の深成作用を数値化する方法を解説する。
事前にGoogle Colaboratoryについて学習しておくこと(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
第13回
火成岩関連鉱床-基礎
火成岩に関連する鉱床の基礎的な知識と歴史について解説する。
事前に鉱床学の基礎項目を復習すること(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
第14回
火成岩関連鉱床-応用
火成岩に関連する鉱床探鉱技術を地球統計学的手法を用い、解説・演習する。
事前にGoogle Colaboratoryについて学習しておくこと(事前学習:4時間)。
必要に応じて自己学習用の教材を提供する。
第15回
火成岩と鉱床-分野横断解析
2回の演習で習得した技術を用い、プレゼンテーションと議論を行う。
事前にプレゼンテーションを作成しておくこと(事前学習:4時間)。
プレゼンテーションを行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: 45% D: 20%
成績評価法
本講義は次の3つのトピックスから成る;鉱物学・結晶学 (1-5回),石油・石炭鉱床と炭素循環 (6-10回),火成岩の深成作用と関連鉱床(11-15回)
それぞれのトピックスについて評価し,最終成績はこれらの平均とする。
いずれのトピックスもレポート,プレゼンテーション,ディスカッション・ディベートで評価する。
内訳は次の通りです;レポート 50%, プレゼンテーション 25%, ディスカッション・ディベート 25%
各トピックスの初回で実施するガイダンスで成績評価法や欠格条件などを説明する。
教科書にかかわる情報
備考
必要な資料については適宜配布します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
鉱物学、資源学、結晶学、岩石学、結晶構造解析、地球システム科学、有機地球化学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
鉱物学、結晶学、資源学、岩石学
履修条件
なお本講義は地球科学の知識を有し,鉱物学・有機地球化学・岩石学の基礎を修得している学生を対象とする。
連絡先
永嶌 真理子 nagashim@yamaguchi-u.ac.jp(第1~5回)
齊藤 諒介 saitor@yamaguchi-u.ac.jp(第6~10回)
江島 圭祐 esm@yamaguchi-u.ac.jp(第11~15回)
オフィスアワー
いずれの教員も在室時は随時対応するが,事前にメールでアポイントメントを取ってからの訪問が望ましい。
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