タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木5~6   1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
4241090070 キャリアデザインⅡ[Career Design Ⅱ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
堤 宏守[TSUTSUMI Hiromori]
担当教員[ローマ字表記]
兵動 正幸 [HYOHDOH Masayuki], 堤 宏守 [TSUTSUMI Hiromori], 坪郷 浩一 [TSUBOGOH Koichi], 山口 徹 [YAMAGUCHI Tohru], 町田 尚史 [MACHIDA Hisashi], 三上 真人 [MIKAMI Masato], 山中 明 [YAMANAKA Akira], 早坂 大輔 [HAYASAKA Daisuke], 美津島 大 [MITSUSHIMA Dai], 高橋 征仁 [TAKAHASHI Masahito], 執行 正義 [SHIGYO Masayoshi], 米田 純, 中村 桃太朗
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~3
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
博士後期課程に在籍する学生に対して、研究の心構え、進め方、研究費の獲得や論文作成のノウハウと修了後に進むべき方向について、学内外の講師により講義する。
博士課程修了者の役割は研究者のみではなく、起業、研究支援など多岐にわたっており、それらを正しく知ること、自己の特性を把握して職業選択に役立つように進める。
なお、講師の都合により、講義の順番(日程)が変更になることもあるので、修学支援システムからのメールに注意してください。
講師の承諾があった講義については、Moodle上に録画を登録するので、それを視聴してレポートを記載、提出しても良い。
授業の到達目標
博士後期課程の学生として研究の進め方と将来の方向性を学ぶ。
授業計画
【全体】
学内外の講師から、博士課程の意義、研究の方向付けの考え方、社会への発信方法、社会における活用、自己の特徴について有用な内容の講義をいただく。なお、オンラインによる授業なので、URLなどの連絡、レポートの提出などは、Moodleを用いる。
※なお、オンライン講義なので、オンライン関連のアプリの使い方について事前に熟知しておいてください。主にZoomを使用しますが、講師によっては、GoogleMeetやTeamsの時があります。修学支援システムに記載するので、良く確認してください。
※講師の方の都合により、開講順序がシラバスの通りでは無い場合がありますので、Moodleなども参照してください。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 申請書の書き方 自立した研究者は自らの研究資金等を獲得することが求められる。その際、審査員に理解を得るように申請書を書くときの留意点を、具体例を挙げて述べる。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第2回 異分野融合研究に対する私見 異分野融合研究について自らの経験に基づいてふり返ると共に、そこで得られたものや人のつながりについてお話できればと思います。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第3回 博士人材における職業選択と自己実現-予測し、行動する-(1)、(2)
※((1)と(2)は、同じ日に2コマ連続で開講)
アカデミア、ノンアカデミアを問わず高度教育人材である博士人材に対し、社会はどのような能力・資質・経験・人格・考え方を望むのかについてまずレクチャーする。とりわけシンギュラリティの時代を迎える中では、深い自己認知をもとに大きなパラダイムの転換が望まれる。次の時代を予測し、次代に要請されるトランスファラブルスキルについて、受講生の皆さんと共に考えたい。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上) ※講義時間中に発言を求められることもあるので、発言できる環境でご参加ください。
第4回 自立した研究者になるための心構え 本講義では、講師が実践してきた技術開発および人材育成などについて紹介します。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第5回 点と点をつなぐ アイデンティティ、道徳性、犯罪、性行動、原発避難、リスク、イケメン、新型コロナ、配偶者選択、自己家畜化―私はその時々の自分の興味関心や他人からの頼みごとに合わせて、研究テーマを選択してきた。そうした研究の仕方で、既成概念や専門分野の制約を振り払い、自分自身をリフレッシュしながら研究を進めてきた。このプロセスを振り返ることが何かの役に立てばよいと思う。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第6回 キャリアアップに必要な研究業績と実績について 多くの大学や研究所において研究業績や実績がどう評価されて、人事選考に結びつくか、医学部を例に紹介させて頂きます。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第7回 未定 未定 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第8回 キャリアデザイン?!-進むべき道の模索― キャリアデザインを描くには、必ず、出会い(きっかけ)がある。自身のキャリアデザインに必要なものを考えてください。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第9回 私の研究戦略論 ~研究よもやま話~ 各人のこれから研究を進めるうえで参考にしてもらうために,私自身が研究をどのような考えで進めてきたのか,どのようなことがきっかけとなって研究の展開に繋がったか,などについて紹介する。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第10回 評価者の立場から見た申請書 今後、キャリアを積んでいく時に、自身のポジションや自身の研究費を獲得するために様々な申請書を書く機会があります。私がこれまでに読んできた申請書から得た印象と、その経験から得た、よりインパクトのある申請書の書き方について皆さんと考えていきたい。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第11回 国立研究所における研究者の役割 博士の就職先として、大学・企業以外に公的研究機関がある。社会課題の解決やイノベーションの創出に向けての取り組みを紹介し、博士の役割について講師の経験を交えてお話しします。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第12回 大学教員としての研究、教育活動について 学部、大学院卒業後、現在に至るまでの自身の経験を交えながら、大学における研究、教育活動について紹介する。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第13回 SEから高専教員へのキャリアチェンジ 民間企業のSEに就職してから高専教員というキャリアにどのようにして行き着いたのか?
その元になった学生時代のエピソードとそれぞれの職種での経験についてお話しします。
予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第14回 起業するという選択肢 –大学発ベンチャーの経験と教訓– (1) キャリアパスの一つに「研究成果を用いて起業」という道がある。本講義では、講師が大学発ベンチャーを起こして得た経験と教訓、苦労や面白さなどを紹介する。また、会社の仕組みや資金に係る基礎知識を示し、大学発ベンチャーをより身近な存在とする。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
第15回 起業するという選択肢 –大学発ベンチャーの経験と教訓– (2) キャリアパスの一つに「研究成果を用いて起業」という道がある。本講義では、講師が大学発ベンチャーを起こして得た経験と教訓、苦労や面白さなどを紹介する。また、会社の仕組みや資金に係る基礎知識を示し、大学発ベンチャーをより身近な存在とする。 予習と復習を行うこと(学習時間の目安 合計4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: --% D: --%
成績評価法
各回の講義を聴いての出席票提出 80% 各回の出席 20%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて、講義で用いた資料等は、Moodle経由で配布する。(講師によっては、提供が無い場合もある。)
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
近年の博士修了生の選択の幅は研究者、起業家、研究支援など多岐にわたっており、自己の性質と社会での役割を知り、適切な選択に役立てればと開講しています。
なお、講師の都合により、講義の順番(日程)が変更になることもあるので、修学支援システムからのメールに注意してください。
キーワード
キャリアデザイン、博士課程
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
キャリアセンター 専門キャリア支援部門(基本的に、メールにて受付  <career_at_yamaguchi-u.ac.jp>
_at_は、@にしてください。)
オフィスアワー
事前にキャリアパスデザイン推進室(基本的に、メールにて受付  <career_at_yamaguchi-u.ac.jp>
_at_は、@にしてください。)に連絡をください。必要に応じてアドバイザーが対応します。

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