|
第1回
|
ラマヌジャン・テータ関数
|
ラマヌジャン・テータ関数の定義と性質
|ab|<1 である複素数 a, b に対して, f(a,b) を
f(a,b)=\sum_{n=-\infty}^{\infty}a^{n(n+1)/2}b^{n(n-1)/2}
と定義する. これがラマヌジャンのテータ関数である.
|
第2回
|
one-psi-one 公式
|
one-psi-one 公式, q-級数に関する命題
|
第3回
|
ラマヌジャン合同1
|
p(n) を自然数 n を自然数の和で表す方法の個数とする. 和の個数には制限を付けない. また, 和の順序のみ異なる表し方は同一視する. p(n) を分割数と呼ぶ.
分割数 p(5n+4) が 5 で割り切れることについて
|
第4回
|
ラマヌジャン合同2
|
分割数 p(7n+5) が 7 で割り切られることについて
|
第5回
|
p(n) の偶奇
|
分割数p(n) が奇数である n について
|
第6回
|
平方数の和による整数の表現1
|
r_{k}(n) を自然数 n を k 個の平方数の和で表す方法の個数とする. ただし, 和の順序の違いや平方数を作る整数の符号の違いも考慮する.
r_{2}(n) の表示について
r_{2}(n)=\sum_{d|n, d奇数}(-1)^{(d-1)/2}
を証明する.
|
第7回
|
平方数の和による整数の表現2
|
r_{4}(n) の表示について
r_{4}(n)=8\sum_{d|n, 4\nmid d}d
を示す.
|
第8回
|
平方数の和による表現3
|
r_{6}(n) の表示について
これはかなり複雑.
|
第9回
|
環と加群について
|
環と加群の定義と例について紹介する.
|
第10回
|
ホモロジー代数
|
多元環の表現論において基本的な道具であるホモロジー代数について説明する.
|
第11回
|
クイバーとその表現1
|
クイバーとその表現の定義や性質について解説する.
|
第12回
|
クイバーとその表現2
|
Gabriel の定理を解説する.
|
第13回
|
クイバーとその表現3
|
有限次元多元環がクイバーを用いて記述されることを紹介する. さらに, この多元環上の加群がクイバーの表現によって表される事を説明する.
|
第14回
|
Auslander--Reiten 理論
|
多元環の表現論の基礎理論の一つである Auslander--Reiten 理論について概説を行う.
|
第15回
|
まとめと今後の展望
|
第9週~第14週の内容についての総括と今後の展望を述べる.
|
|
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 ・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。 ・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。 【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
|