開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
未定
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
4242010150
システム情報科学特論[Systems Information Science]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
末竹 規哲[SUETAKE Noriaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
末竹 規哲 [SUETAKE Noriaki], 小林 泰良 [KOBAYASHI Taira]
特定科目区分
対象学生
令和3年度以前入学者対象
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
自然科学分野に関する先端的な専門的知識や技術を身に着けることを目的に、企業において研究開発業務の経験のある教員が実社会で役立つシステム情報科学技術(特に、ヒトの柔軟で高度な情報処理機構を模擬した脳型情報処理システムについて解説する。具体的には、ソフトコンピューティングと呼ばれるファジィ理論、遺伝的アルゴリズム、ニューラルネットワーク、カオス理論やそれらの融合システムについて解説する。また、企業において研究開発業務の経験のある教員が実際の応用例について紹介する。
授業の到達目標
ソフトコンピューティング技術の基礎から発展に至る理論や手法を学び、理解できる。更にそれらを融合したハイブリッド手法の実応用性を理解することができる。
授業計画
【全体】
講義では、板書を中心に、先端的なソフトコンピューティング技術の各種理論とそのハイブリッド手法について学ぶ。様々な概念、定義、計算手続きに関して配布プリントにて説明を行い、理解度を小テストで確認しながら進行する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法、ソフトコンピューティングの概説を行う。
シラバスを読んでおくこと、ソフトコンピューティングとはどういうものなのかについて調べておくこと(学習時間の目安:4時間以上)
第2回
ファジィ理論(1)
ファジィ集合、ファジィ論理、ファジィ推論について学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第3回
ファジィ理論(2)
ファジィ推論の制御応用について学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第4回
ファジィ理論(3)
ファジィ理論の応用事例について学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第5回
学習理論
ニューラルネットワーク、強化学習、学習理論の応用事例について学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第6回
進化理論(1)
遺伝的アルゴリズム、遺伝的プログラミングについて学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第7回
進化理論(2)
進化的アルゴリズムについて学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第8回
進化理論(3)
遺伝的アルゴリズムの応用事例について学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第9回
カオス理論(1)
カオス理論、複雑系カオスについて学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第10回
カオス理論(2)
カオス理論の応用事例について学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第11回
ハイブリッド手法(1)
ファジィニューラルネットワークについて学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第12回
ハイブリッド手法(2)
ファジィクラシファイアシステムについて学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第13回
ハイブリッド手法(3)
ハイブリッド型探索GAについて学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第14回
ハイブリッド手法(4)
ハイブリッド手法の応用事例について学習する。
前回の授業に関する復習と次回授業項目の予習(学習時間の目安:4時間以上)
第15回
総括
これまでの講義を総括する。
前回の授業に関する復習(学習時間の目安:4時間以上)
第16回
まとめ
期末テストを行う。
試験前学習(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 10% D: --%
成績評価法
小テスト、授業内のレポート、学期末の筆記テストで評価します。
小テスト 5%、レポート 5%、学期末の筆記テスト 90%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。適宜プリント等を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
参考書は使用しない。
メッセージ
キーワード
ファジィ理論、学習理論、進化理論、カオス理論、ハイブリッド手法
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
E-mail:nsuetake@yamaguchi-u.ac.jp, 電話:083-933-5703
オフィスアワー
平日9:00-17:00
ただし,事前に必ず連絡して予約をとって下さい.
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