タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 未定 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
4242010190 有機合成化学特論[Bioorganometallic Chemistry] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
村藤 俊宏[MURAFUJI Toshihiro]
担当教員[ローマ字表記]
村藤 俊宏 [MURAFUJI Toshihiro], 上條 真 [KAMIJO Shin]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
生命有機金属化学特論の続編として開講する。引き続き、薬理活性化合物や日常生活を支える身の回りの様々な有機化合物の合成に必要な有機反応を紹介する。特に、元素の特性を活かした有機合成反応について、有機金属化学の観点から解説する。自然科学研究科目を広く履修することで、自然科学分野に関する先端的な専門的知識や技術を身につける。また、自然科学分野に関する先端的な専門的知識を修得する。
化学に関する専門科目を広く履修することで、化学の専門的知識を身につけ、新たな知識獲得のための学習を継続していける能力を身につける(CP1)。
理学の基礎と英語力、及び研究者としての倫理(DP1-1)、化学の専門的知識を身に付け、新たな知識獲得のための学習を継続していける能力(DP2)、化学の基礎的技能、論理的思考力、コミュニケーション能力及びプレゼンテーション能力(DP2)、柔軟な発想力・探究心をもち、社会にかかわる化学分野の課題を自ら発見し、主体的に解決できる能力(DP3)を身につける。
授業の到達目標
基本的な有機反応について合成法と反応機構を理解し、有機反応を使って新しい価値の創造(イノベーション)ができる能力を修得する。また、自立して独創的な研究を遂行できる能力を養う。化学に関する専門科目を広く履修することで、化学の専門的知識を身につけ、新たな知識獲得のための学習を継続していける能力を身につける(CP1)。
理学の基礎と英語力、及び研究者としての倫理(DP2)、化学の専門的知識を身に付け、新たな知識獲得のための学習を継続していける能力(DP1-1)、化学の基礎的技能、論理的思考力、コミュニケーション能力及びプレゼンテーション能力(DP1-2)、柔軟な発想力・探究心をもち、社会にかかわる化学分野の課題を自ら発見し、主体的に解決できる能力(DP3)を身につける。

知識・理解の観点 金属元素の化学的特性(配位数、原子価など)について知り、基本的な有機金属化合物の反応を学ぶ。また、有機金属試薬を用いた有機反応に関する先端的な専門的知識や技術を最新の関連学術論文から学ぶ。
思考・判断の観点 様々な有機反応を通して、反応機構における共通点や類似点を電子の観点から理解できる。
関心・意欲の観点 人名反応を、一般反応式や反応機構を用いて説明できる。自分の研究に役立つ反応を探すつもりで学習する。
態度の観点 生命の機能に関わる物質や薬剤ならびに身の回りの機能性物質が、どのような有機反応によって合成されているか、知ることができる。
技能・表現の観点 さまざまな合成法を学ぶことにより、分子の合成計画が立案できるようになる。また、学んだ合成計画法を自分の研究に活かすことで、新しい分子の構築(イノベーション)ができる能力を養う。
その他の観点 化学に関する専門科目を広く履修することで、化学の専門的知識を身につけ、新たな知識獲得のための学習を継続していける能力を身につける(CP1)。
理学の基礎と英語力、及び研究者としての倫理(DP2)、化学の専門的知識を身に付け、新たな知識獲得のための学習を継続していける能力(DP1-1)、化学の基礎的技能、論理的思考力、コミュニケーション能力及びプレゼンテーション能力(DP1-2)、柔軟な発想力・探究心をもち、社会にかかわる化学分野の課題を自ら発見し、主体的に解決できる能力(DP3)を身につける。
授業計画
【全体】
典型元素と遷移金属の様々な反応について解説する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 Wurtz 反応と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第2回 Ugi 反応と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第3回 Swern 酸化と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第4回 Staudinger 反応 と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第5回 Robinson 環化と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第6回 Reimer-Tiemann 反応と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第7回 Pinnick 酸化と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第8回 Peterson 反応と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第9回 Paal-Knorr ピロール合成、フラン合成と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第10回 Negishi カップリングと関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第11回 Minisci 反応と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第12回 Luche 反応と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第13回 Larock インドール合成反応と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第14回 Kumada カップリングと関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第15回 Hetero Diels-Alder反応と関連反応 これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第16回 Gabriel 合成と関連反応
これらの反応について、関連反応も含めて紹介する。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート課題(100%)により評価する。
教科書にかかわる情報
備考
随時プリント配布
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
反応機構を理解し、有機反応の考え方を深めて下さい。
キーワード
有機合成
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
有機金属反応化学特論、反応有機化学特論
履修条件
連絡先
総合研究棟6階、601号室(東)murafuji@"yamaguchi-u.ac.jp" (" "を取る)
オフィスアワー
随時

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