開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
未定
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
4242010210
地球変動学特論
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
川村 喜一郎[KAWAMURA Kiichiroh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
川村 喜一郎 [KAWAMURA Kiichiroh]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地球で生じている地質学的な変動現象について,天然,室内実験,測地・観測,理論・シミュレーションの各見地からの研究結果を用いてその原因と結果を学ぶ.
。この科目は,海洋および陸上の地質調査の実務経験のある技術士(応用理学)を有する教員が担当しており、その経験に基づいた社会ニーズに即した講義を展開する。
授業の到達目標
地球で生じている地質学的な変動現象は,プレートテクトニクスと関係させて体系的に説明できる.そして,その体系は,地質,地形,地球物理の各手法で独立に得られた地球変動現象に関するデータを用いて,時空間的に対応付けることができる.本授業では,これらの体系的な理論に関して,ディスカッションを通して,ディベート能力と物事を多角的に見る能力を身につける.
授業計画
【全体】
この講義では、地球変動の中でも海底地すべりに着目して、その分布の特徴や規模、発生原因などについて詳しく解説するとともに、履修者全員との議論を踏まえて、海底地すべりの発生メカニズムについて討論することを目的とする。海底地すべりの発生メカニズムは、研究途上であり、未だにわかっていないところが多い。この点に基づいて、この講義では、多角的な視点に基づいた検討が重視される。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
この講義の進め方について解説する
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第2回
海底地すべりの基礎知識1
世界的な海底地すべりの分布や規模、発生原因の今までの知見について解説する
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第3回
海底地すべりの基礎知識2
土質力学に基づいた斜面安定解析を用いた海底地すべりの解釈の仕方について解説する
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第4回
海底地すべりの基礎知識3
岩盤力学に基づいた海底地すべりの安定性の考え方について解説する
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第5回
海底地すべりの基礎知識4
トリガーメカニズムについて、活動的縁辺域や非活動的縁辺域、火山島などの事例を紹介する
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第6回
海底地すべりの基礎知識5
陸上露頭にみられる海底地すべり堆積体で得られる知見とその限界について解説する
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第7回
中間まとめ
ここまで紹介、解説してきたことを振り返り、海底地すべりの実態について相互に議論を深める
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第8回
論文紹介・討論 (1)
履修者による論文紹介を1人20分程度行う。1回につき1人発表、質疑応答する。聴講者は発表者にコメントを渡す。発表時間や発表件数は、総発表件数によって変動する。
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第9回
論文紹介・討論 (2)
履修者による論文紹介を1人20分程度行う。1回につき1人発表、質疑応答する。聴講者は発表者にコメントを渡す。発表時間や発表件数は、総発表件数によって変動する。
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第10回
論文紹介・討論 (3)
履修者による論文紹介を1人20分程度行う。1回につき1人発表、質疑応答する。聴講者は発表者にコメントを渡す。発表時間や発表件数は、総発表件数によって変動する。
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第11回
論文紹介・討論 (4)
履修者による論文紹介を1人20分程度行う。1回につき1人発表、質疑応答する。聴講者は発表者にコメントを渡す。発表時間や発表件数は、総発表件数によって変動する。
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第12回
論文紹介・討論 (5)
履修者による論文紹介を1人20分程度行う。1回につき1人発表、質疑応答する。聴講者は発表者にコメントを渡す。発表時間や発表件数は、総発表件数によって変動する。
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第13回
論文紹介・討論 (6)
履修者による論文紹介を1人20分程度行う。1回につき1人発表、質疑応答する。聴講者は発表者にコメントを渡す。発表時間や発表件数は、総発表件数によって変動する。
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第14回
論文紹介・討論 (7)
履修者による論文紹介を1人20分程度行う。1回につき1人発表、質疑応答する。聴講者は発表者にコメントを渡す。発表時間や発表件数は、総発表件数によって変動する。
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
第15回
まとめ
提出されたレポートの返却とその解説。特にレポートの書き方について詳しく解説する予定である。
前回と今回の復習(4時間以上の授業外学習を目安とする)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
オンライン教材を主として用いる
参考書にかかわる情報
参考書
書名
ISBN
著者名
出版社
近未来社
出版年
参考書
書名
ISBN
著者名
出版社
朝倉書店
出版年
参考書
書名
ISBN
著者名
出版社
朝倉書店
出版年
備考
特定の参考書は指定しないが、この授業に関連する参考書は図書館などにたくさんあるので、各自で自分に合った参考書を探してください。
メッセージ
キーワード
海洋地質学、洋上風力発電、原子力発電、エネルギー政策
持続可能な開発目標(SDGs)
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
関連科目
地球変動学II,地史学,海洋地質学特論,堆積学特論
履修条件
連絡先
川村喜一郎 理学部446号室 内線5750 kiichiro[at]yamaguchi-u.ac.jp
[at]の部分を@に書き換えてメールしてください。もしくは就学支援システムのメッセージで連絡してください。
オフィスアワー
基本的に8:30-17:30は研究室にいます。
ただし出張や学内会議がある場合があるので、訪問の際にはあらかじめ訪問日時を連絡先にメールかメッセージをください。不都合な場合もあるので、こちらから返信しますので、それに従ってください。
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