開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
4261120070
電力品質論[Power Quality]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山田 洋明[YAMADA Hiroaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山田 洋明 [YAMADA Hiroaki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
瞬時・有効無効電力理論とその応用について,基礎理論から電力系統への応用について理解する。さらに、電力系統への応用した場合の電力品質保証について理解する。
授業の到達目標
・高調波発生源を理解できる。
・単相および三相回路における電力の定義とその工学的な意味を理解できる。
・瞬時有効・無効電力および電流の定義とその物理的意味を理解できる。
・半導体電力変換器が理解できる。
・無効電力の補償・制御対象と分類について説明できる。
・自ら調査,理解した内容を整理して,第3者に説明できる。
授業計画
【全体】
本授業では、はじめに総論およびフーリエ級数について復習する。次に、高調波発生源の定義と高調波発生源の分類について理解する。さらに、瞬時有効電力・無効電流について学び補償対象と補償装置の分類について理解する。また、単相回路における瞬時有効無効電流の定義と工学的な意味を理解する。これらのことから、電力系統における無効電力と高調波補償法について学び、電力品質保証について理解する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
総論
フーリエ級数の復習および高調波発生源の定義
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第2回
独立電源
独立電源の性質と高調波発生源の分類を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第3回
瞬時有効電力と無効電力
三相回路の瞬時電力が一定値となり無効電力の和がゼロとなることを学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第4回
瞬時有効無効電流の定義と物理的な意味(1)
α-β 座標上で三相回路の瞬時電力を求め瞬時有効無効電力を定義する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第5回
瞬時有効無効電流の定義と物理的な意味(2)
α-β 座標上で三相回路の瞬時電力求めた結果から瞬時有効無効電流に分類する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第6回
半導体電力変換器の基礎
インバータ回路を復習する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第7回
とアクティブフィルタの構成補
アクティブフィルタを分類し,補償対象と補償装置の分類を行う。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第8回
単相回路における瞬時有効無効電流の定義と
工学的な意味
信号処理の相関と相互相関を応用し単相回路における有効無効電流を分離する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第9回
単相回路における高調波補償法
前回の内容から単相回路における高調波補償法を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第10回
電力品質保証の概念(1)
電力品質について学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第11回
電力品質保証の概念(2)
電力品質保証の概念を学ぶ。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第12回
海外文献紹介(1)
IEEE Xplore を用いて海外の電力品質保証分野の文献を調査し当該分野の世界的な動向を調査する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第13回
海外文献紹介(2)
IEEE Xplore を用いて海外の電力品質保証分野の文献を調査し当該分野の世界的な動向を調査する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第14回
海外文献紹介(3)
IEEE Xplore を用いて海外の電力品質保証分野の文献を調査し当該分野の世界的な動向を調査する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
第15回
海外文献紹介(4)
IEEE Xplore を用いて海外の電力品質保証分野の文献を調査し当該分野の世界的な動向を調査する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポートにより評価します。
レポート:100%
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:第1回目にプリントを配布し、それを教科書とします。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
電力用半導体素子、歪波、電力変換器、瞬時値空間ベクトル、STATCOM、アクティブフィルタ
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
電気機器、パワーエレクトロニクス、電気回路I、II、III
履修条件
連絡先
山田洋明
hiro-ymd@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで連絡いただければ随時対応
山田洋明
hiro-ymd@yamaguchi-u.ac.jp
ページの先頭へ