山口大学教務システム - 4261120270-計測情報工学特論

開講年度	開講学部等
2025	大学院創成科学研究科（博士後期）
開講学期	曜日時限	授業形態	AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
前期	未定		2.0
時間割番号	科目名[英文名]			使用言語	単位数
4261120270	計測情報工学特論[Sensing and Instrumentation Informatics]			日本語	2
担当教員（責任）[ローマ字表記]					メディア授業
今岡啓治[IMAOKA Keiji]					ー
担当教員[ローマ字表記]
今岡啓治　[IMAOKA Keiji], 大澤高浩　[OHSAWA Takahiro]
特定科目区分		対象学生		対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目			カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)

授業の目的と概要

主に電磁波を用いた遠隔センシングに焦点を当て、必要とされる物理過程、計測技術、情報処理、および応用について学ぶ。これらを通じて、各種センシング技術の発展を考える。

授業の到達目標


様々な計測法や状態推定法について、コンピュータを用いた演習を交えながら原理から応用までを理解する。

授業計画

【全体】

簡単なプログラミング演習を組み合わせながら講義を進める。

	項目	内容	授業時間外学習	備考

第1回	電磁波センシングの基礎	電磁波の放射と相互作用	予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第2回

電磁波センシングの技術1

電磁波センシング技術の基礎

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第3回

電磁波センシングの技術2

波長別センシング機器の概要

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第4回

物理量の推定手法1

波長・偏波情報等を利用した物理量推定手法

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第5回

物理量の推定手法2

その他の高度な解析手法

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第6回

ベイズ統計とモンテカルロ法

ベイズ統計の基礎と逐次ベイズフィルタの流れ、モンテカルロ法を用いた数値計算と事例

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第7回

状態推定と予測（カルマンフィルタ）

カルマンフィルタの基礎と応用

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第8回

状態推定と予測（カルマンフィルタ）・演習

カルマンフィルタの簡単な演習

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第9回

状態推定と予測（粒子フィルタ）

粒子フィルタの基礎と応用

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第10回

状態推定と予測（粒子フィルタ）・演習

粒子フィルタの簡単な演習

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第11回

海洋のリモートセンシング

衛星データを使用した海洋モニタリングの概要

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第12回

データ同化の基礎

衛星データを使用したデータ同化手法の概要

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第13回

データ同化の応用

データ同化手法の事例紹介

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第14回

プレゼンテーション・ディスカッション

最新文献等の調査とプレゼンテーション・ディスカッション

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

第15回

まとめ

講義のまとめとディスカッション

予習・復習(学修時間の目安：４時間以上)

※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】

A: --%　B: 5%　C: 10%　D: 5%

成績評価法

演習（20%）とレポート（80%）で評価します。

教科書にかかわる情報

備考

教科書等は特に使用せず、スライドを中心に進める。

参考書にかかわる情報

備考

メッセージ

キーワード

持続可能な開発目標（SDGs）

(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。

(インフラ、産業化、イノベーション)強靱（レジリエント）なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。

メディア授業