開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
4261220280
分離設計工学特論[Separation Process Design Engineering]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
石井 治之
ー
担当教員[ローマ字表記]
石井 治之
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
微粒子合成および微粒子の応用開発において必須である各種分離プロセスの理論を学習・理解し、自身の研究において適切なプロセスを選択して実践できる知識・技能を身につける。
授業の到達目標
・微粒子合成プロセスにおける分離プロセスの理論を理解し、基本原理を説明できる。
・各分離プロセスの特長・違いについて、説明できる。
・微粒子合成プロセスにおいて、反応条件ならびに生成粒子の物性に応じた分離プロセスを選択できる。
・実プロセスにおいて、分離プロセスを適切に組み込み実践できる。
授業計画
【全体】
微粒子合成や微粒子の応用における分離プロセスを設計するための計算・評価技術について述べ、適宜、演習や文献調査を行う。最終的に、分離プロセスの幅広い知見の習得ならびに、実プロセスで実践できる技能を習得することを本授業の目的とする。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
微粒子と分離プロセス1
微粒子合成および微粒子の応用における分離プロセスの役割について学習する
予習として、微粒子合成法(気相、液相)や微粒子の身近な応用例について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第2回
微粒子と分離プロセス2
微粒子合成および微粒子の応用における分離プロセスの特長について学習する
予習として、第1回の微粒子合成プロセスや微粒子の身近な応用例について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第3回
復習1
第1回・第2回に関する文献を調査し、内容をまとめディスカッションする
予習として、第1回・第2回の配布資料を確認し、関連する文献を調査する(目安時間:3時間)
ディスカッションでのフィードバックとして、復習1時間を行う
第4回
微粒子合成における分離プロセス1
遠心分離に関する講義、演習
予習として、遠心分離の基本原理について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第5回
微粒子合成における分離プロセス2
微粒子洗浄・分離のための遠心分離に関する講義、演習
予習として、微粒子開発における遠心分離の使用例について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第6回
復習2
第4回・第5回に関する文献を調査し、内容をまとめディスカッションする
予習として、第4回・第5回の配布資料を確認し、関連する文献を調査する(目安時間:3時間)
ディスカッションでのフィードバックとして、復習1時間を行う
第7回
微粒子合成における分離プロセス3
沪過に関する講義、演習
予習として、沪過の基本原理について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第8回
微粒子合成における分離プロセス4
膜分離・透析に関する講義、演習
予習として、膜分離・透析の基本原理について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第9回
微粒子合成における分離プロセス5
微粒子洗浄・分離のための沪過・膜分離に関する講義、演習
予習として、微粒子開発における沪過・膜分離の応用例について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第10回
復習3
第7~9回に関する文献を調査し、内容をまとめディスカッションする
予習として、第7~9回の配布資料を確認し、関連する文献を調査する(目安時間:3時間)
ディスカッションでのフィードバックとして、復習1時間を行う
第11回
微粒子を応用した分離プロセス1
微粒子を分離材料とした応用研究に関する文献を紹介する
予習として、吸着の基本原理について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第12回
微粒子を応用した分離プロセス2
微粒子を分離材料とした応用研究に関する文献を紹介する
予習として、カラムクロマトグラフィー の基本原理について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第13回
微粒子を応用した分離プロセス3
微粒子を分離材料とした応用研究に関する文献を紹介する
予習として、微粒子の触媒反応について調べておく(目安時間:2時間)
配布した講義資料や教科書を参照し、復習2時間を行う
第14回
復習4
第11~13回に関する文献を調査し、内容をまとめディスカッションする
予習として、第11~13回の配布資料を確認し、関連する文献を調査する(目安時間:3時間)
ディスカッションでのフィードバックとして、復習1時間を行う
第15回
総括
これまでの内容の復習
第1~14回の授業内容を復習すること
(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 20% D: 20%
成績評価法
・レポート50%、授業内でのプレゼンテーション(ディスカッション・ディベート含む)50%
・テストは課さず、レポートおよびプレゼンテーションの内容で評価する
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じてプリントおよび参考文献を配布する。
メッセージ
キーワード
相平衡、拡散現象、乾燥、高分子溶液、微粒子合成、沪過、遠心分離、透析、吸着、膜分離、カラムクラマトグラフィー、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
【石井 治之】h.ishii@yamaguchi-u.ac.jp、大学院創成科学研究科(環境共生系専攻棟2階202号室)
オフィスアワー
特別なとき以外は、随時対応します。できるだけメールなどで事前に連絡ください。
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