開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
3.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
4261320010
励起子工学特論[Advanced Topics in Exciton Engineering]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山田 陽一[YAMADA Yohichi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山田 陽一 [YAMADA Yohichi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
励起子工学の観点から、半導体低次元量子構造における励起子系光物性の基礎と応用に関して解説する。特に、励起子分子や励起子間の非弾性散乱等に代表される高密度励起子系の輻射再結合過程に対する量子効果と局在効果を定量的に説明し、励起子デバイスの特徴を解説する。
授業の到達目標
半導体における励起子の性質を、励起子の次元性、多体効果、局在化の3つの観点から理解した上で、励起子が有する光機能性を理解する。
授業計画
【全体】
ゼミ形式またはプレゼンテーションにより授業を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
励起子の次元性1
励起子の次元性(量子井戸構造)について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
励起子の次元性2
励起子の次元性(量子ワイヤー構造)について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
励起子の次元性3
励起子の次元性(量子ドット構造)について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
プレゼンテーション1
励起子の次元性に関する課題の調査結果について発表する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
励起子の多体効果1
励起子の多体効果(励起子分子)について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
励起子の多体効果2
励起子の多体効果(励起子間の非弾性散乱)について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
励起子の多体効果3
励起子の多体効果(励起子-LOフォノン間の非弾性散乱)について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
プレゼンテーション2
励起子の多体効果に関する課題の調査結果について発表する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
励起子の局在化1
励起子の局在化(混晶組成揺らぎ起因)について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
励起子の局在化2
励起子の局在化(不純物・欠陥起因)について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
プレゼンテーション3
励起子の局在化に関する課題の調査結果について発表する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
励起子の光機能性1
局在励起子による光学利得生成について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
励起子の光機能性2
励起子分子による光学利得生成について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
励起子の光機能性3
励起子間の非弾性散乱による光学利得生成について説明する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
プレゼンテーション4
励起子の光機能性に関する課題の調査結果について発表する。
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 30%
成績評価法
授業外のレポートとプレゼンテーションにより評価します。
(授業外レポート:60%、プレゼンテーション:40%)
教科書にかかわる情報
備考
適宜、参考論文等の資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
半導体、励起子、次元性、多体効果、局在化
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
Tel: 0836-85-9406
E-mail: yamada@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで連絡して下さい。臨機応変に対応します。
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