タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士後期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定   1.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
4261320180 電子機能材料工学特論[Advanced Electronic Materials] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
浅田 裕法[ASADA Hironori]
担当教員[ローマ字表記]
浅田 裕法 [ASADA Hironori]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
材料のもつ磁気的、光学的および電気的機能を利用した材料について、磁気的機能材料を中心に、機能発現機構とデバイス応用、各機能の複合化やナノ構造の利用による高機能化など材料開発に関する最新の研究について講義するとともに、これらに関するトピックを取り上げ、学生による発表と討議を行うことで、今後の技術動向についての理解を深める。また、これらの材料特性を測定するための先端評価技術について、その原理を含めて解説する。
授業の到達目標
材料の基礎物性とデバイス応用に有効な特性を理解し、材料やデバイスの特性向上において何が重要か自ら考えることができる。評価技術について理解し、適切な評価方法を選ぶことができる。関連論文を読み、内容を理解するとともに研究・開発を進展するための着想を得ることができる。
授業計画
【全体】
スピントロニクスについて基礎から材料・デバイスまでを学ぶ。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 スピントロニクス スピントロニクスとは何かについて概説する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 磁性金属材料I 磁性金属におけるスピントロニクス材料と基礎物性について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 磁性金属材料IⅡ ハーフメタル材料について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 半導体材料I 半導体におけるスピントロニクス材料と基礎物性について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 半導体材料Ⅱ 希薄磁性半導体について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 スピントロニクス材料のまとめ 課題に対する発表を行なう。 パワーポイントでの発表準備と復習を行う(目安:6時間以上)
第7回 スピン注入 スピン注入による磁化反端・磁壁移動について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 ナノ構造 ナノ構造による機能向上について事例を学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 スピン流 スピン流およびスピンホール効果について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 計測技術I 結晶性の評価方法について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 計測技術Ⅱ 磁気的特性の評価方法について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 スピンデバイスⅠ 2端子素子(トンネル磁気抵抗素子)について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 スピンデバイスⅡ 3端子素子(スピントランジスタ)につて学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 スピンデバイスのまとめ 課題に対する発表を行う。 パワーポイントでの発表準備と復習を行う(目安:6時間以上)
第15回 総評 講義および発表について総評を行う 準備学習と復習を行う(目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: --% D: 10%
成績評価法
発表およびその資料で評価する 100%
教科書にかかわる情報
備考
適宜、資料の配布、ならびに、関連論文等を指示する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
スピントロニクス、スピン流、スピンデバイス
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
asada@yamaguchi-u.ac.jp
研究室: 本館2階北235室
オフィスアワー
水曜日5,6時限

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