タイトル

開講年度 開講学部等
2024 大学院東アジア研究科(後期3年博士)
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
通年(秋) 未定      
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
5033101026 社会動態分析プロジェクト演習[Project Seminar on Social Dynamics] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
濱島 清史[HAMASHIMA Kiyoshi]
担当教員[ローマ字表記]
濱島 清史 [HAMASHIMA Kiyoshi], 朝水 宗彦 [ASAMIZU Munehiko], 古賀 大介 [KOGA Daisuke], 齋藤 英智 [SAITOH Hidetomo], 角田 由佳 [TSUNODA Yuka], 山本 勝也 [YAMAMOTO Katsuya], 八代 拓 [YASHIRO Taku]
区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
Project Seminar on Social Dynamics
概要
本演習は、博士課程1年次に行われる基盤演習と、学位論文提出準備との中間に位置づけられる、極めて重要な演習である。本演習は博士課程2年時の院生に対して行われ、各回、2名の院生が、指導教員ならびに演習構成教員の前で、学位論文にかかる研究の内容、進捗その他についてプレゼンテーションを行う。院生のプレゼンテーションを受けて、参加教員全員から質疑、それに対する応答が行われる。専門、非専門の教員からの、極めて多角的で複眼的な質疑を受けることで、報告者は、自身の研究の論理的整合性、内容的深さ、独創性、方法論的適合性、さらにアカデミズムにおける研究の意義を問われる。各院生は通年で4回のプレゼンテーションを義務づけられているが、その都度、前回、教員から指摘のあった論点について応答を試みなければならない。それにより、研究の整合性や適合性、進捗などが厳しくチェックされることになる。
一般目標
4回のプレゼンテーションをへて、学位論文の内容、構成、方法が明らかにされることにより、本格的な学位論文の作成、その前段としての予備審査に進むことになる。そこでは、学位論文提出資格の可否が厳しく審査される。本演習によって、多角的に培われた研究、思索、方法論についての知見をもって、院生は予備審査に挑むことになる。最終的に、本演習を通じて以下の到達目標をクリアし、学位を取得することによって、本研究科の求める「東アジアで活躍する指導的高度専門職業人」として自立することができる。
授業の到達目標
知識・理解の観点
東アジアの地域的特性についての深い理解を持ち、自身の問題意識を正しく位置づけられること。
思考・判断の観点
研究内容につき、適切な資料、手段、方法に基づいて、正しく挙証、根拠づけを行えること。
関心と意欲
関心・意欲の観点
オリジナルな問題関心を持ち、自ら研究の方向、方法を定め、独自の成果を生む自立的な研究能力を身につけること。また、類似分野の先行研究について正確な理解を持ち、その成果と課題に基づいて自らの研究の意義を示せること。
態度の観点
研究者として研究行動規範を正しく理解し、それに従って研究を行い、成果を発表できること。
技能・表現の観点
研究成果を論理性、整合性のあるものとして、記述し表現できること。
その他の観点
研究成果のオリジナリティによって、人類の知的遺産に貢献できること。
授業計画
【全体】
各回2名の報告者は、報告原稿ならびに参考資料を、報告1週間前にMoodle上にアップロードする。この際、報告者は当日の報告原稿と副次的資料を明確に分けなければならない。また、日本語を解さない参加者が見込まれるので、報告原稿の英訳も用意する。すべての参加者は事前に原稿や資料をダウンロードし、これを閲読の上演習に参加する。報告者は40分程度でプレゼンテーションを行うが、その際、前回からの改善点、教員からの要求への応答を明示しなくてはならない。報告後は、全教員との質疑応答を行う。これにより論点や問題点を明確化し、次の報告へとつなげてゆく。1名あたり、2時間弱の時間をあてがうことを予定する。
項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 博士論文に関する発表 適宜指示する 予復習 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第2回 博士論文に関する発表 適宜指示する 予復習 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第3回 博士論文に関する発表 適宜指示する 予復習 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第4回 博士論文に関する発表 適宜指示する 予復習 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第5回 博士論文に関する発表 適宜指示する 予復習 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第6回 博士論文に関する発表 適宜指示する 予復習 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第7回 博士論文に関する発表 適宜指示する 予復習 ----- ----- ----- ----- ----- -----
第8回 博士論文に関する発表 適宜指示する 予復習 ----- ----- ----- ----- ----- -----
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
自身のプレゼンテーション(内容と形式)はもとより、教員からの質疑の理解力、質問に対する応答力、他の院生の報告に対するアカデミックな貢献、そして全体として本演習に対する意欲と姿勢に照らして成績評価をする。ただプレゼンテーションを行った、つまり最低限の義務を履行したというだけでは、本研究科の求める自立した、指導的専門職たりえないことは言うまでもない。参加者には、自覚と矜持をもって演習に参加してほしい。
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- --- --- --- --- --- --- ---
小テスト・授業内レポート --- --- --- --- --- --- --- ---
宿題・授業外レポート --- --- --- --- --- --- --- ---
授業態度・授業への参加度 --- --- --- --- --- --- 20% ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- --- --- --- --- --- 40% ---
演習 --- --- --- --- --- --- 40% ---
出席 --- --- --- --- --- --- --- ---
その他 --- --- --- --- --- --- --- ---
教科書にかかわる情報
備考
博士課程の共同専門演習なので教科書はありません
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
社会科学全般
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
社会動態理解基盤演習
連絡先
sterajiアットマークyamaguchi-u.ac.jp
メールで質問や問い合わせを行う際は、メールの件名に“【社会動態分析プロジェクト演習】○○”と名前を必ず明記してください。
オフィスアワー
一般的には、演習終了後。
個別的には、各指導教員にご相談ください。

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