開講年度
開講学部等
2025
大学院東アジア研究科(後期3年博士)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
5034000033
医療経済学特別講義[Special Lectures on Health Care Economics]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
角田 由佳[TSUNODA Yuka]
ー
担当教員[ローマ字表記]
角田 由佳 [TSUNODA Yuka]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
はじめに、津川友介著『世界一わかりやすい「医療政策」の教科書』(医学書院、2020年)の輪読とディスカッションを行う。その上で、受講生の研究テーマを念頭に置きながら、適宜、医療や看護、介護に関連する論文を題材として輪読・ディスカッションを行う予定である。
授業の到達目標
医療福祉施設経営をとりまく医療経済環境がどのような状況にあるのか、そして今後どう変化しうるのか、洞察するための経済・政策理論を理解し、自身の博士論文への応用を考えることができる。
授業計画
【全体】
受講生と話し合いながら、テキストの各章の報告担当者を決める。報告担当者は、章の要旨をまとめるとともに、内容に対する自身の批判点、見解等も交えながらレジュメを作成し、毎回の講義で報告を行う。その上で、理解に必要となる経済理論を講義し、受講生全員で報告内容についてディスカッションを行う。
また、テキストの輪読を終えた後は、受講生の関心のある医療福祉政策分野の論文や書籍を題材として取り扱う。
対面での授業を予定しているが、状況により授業の実施形態を変更する場合がある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
授業概要、今後の進め方について
テキスト全体に目を通しておくこと(10時間以上)
第2回
医療経済学入門Ⅰ:市場メカニズムが機能しない理由
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・次回の報告担当者 発表準備(10時間以上)
・担当者以外は予習すること(2時間以上)
第3回
医療経済学入門Ⅱ:医療費増加の要因
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第4回
医療保険の仕組み
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第5回
医療サービス供給の仕組み
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第6回
医療政策運営に関連する統計学
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第7回
医療政策と政治
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第8回
費用対効果分析
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第9回
医療経営と質管理
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第10回
医療政策と医療倫理
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第11回
医療政策と健康格差
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第12回
医療福祉政策関連 文献研究
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第13回
医療福祉政策関連 文献研究
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第14回
医療福祉政策関連 文献研究
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および予習すること(2時間以上)
第15回
医療福祉政策関連 文献研究
担当者による発表、質疑応答、ディスカッション
・報告担当者は前回の内容を復習の上、発表準備(10時間以上)
・担当者以外は復習および他の関連文献を調査(6時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 40% C: --% D: 60%
成績評価法
プレゼンテーションおよびプレゼン資料の内容:80%
プレゼンに対する質疑応答内容:20%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
世界一わかりやすい「医療政策」の教科書
ISBN
9784260025539
著者名
津川友介著
出版社
医学書院
出版年
2020
備考
必要に応じて図書や論文の提示、資料配布を行う。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
看護サービスの経済・政策論:看護師の働き方を経済学から読み解く 第2版
ISBN
9784260042796
著者名
角田由佳
出版社
医学書院
出版年
2020
備考
講義の中で、必要に応じて参考図書や論文の提示、資料配布を行う。
メッセージ
キーワード
医療政策、市場メカニズム、医療保険、医療供給体制、因果推論
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
A棟411号室(内線5551)、メールアドレス:ytsunoda@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜日(12:10~13:00)、水曜日(12:10~13:00)
*できる限り事前にメール等で連絡してください。
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