タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院東アジア研究科(後期3年博士)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定 講義 7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
5034000058 e-Learning論特別講義[Special Lectures on e-Learning framework and system] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
鷹岡 亮[TAKAOKA Ryo]
担当教員[ローマ字表記]
鷹岡 亮 [TAKAOKA Ryo]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
学習支援技術(e-learning技術)についての基礎技術の説明、論文の輪講、受講生の研究内容の発表と質疑応答等を通して、学習支援技術の理解を深める。
授業の到達目標
・学習支援技術(e-learning技術)の基礎技術について理解することができるようになること。
・学習支援技術研究に関する論文を読み、その研究の本質を説明できるようになること。
・学習支援技術を活用した学習支援支援環境(e-learning環境)を設計することができるようになること。
授業計画
【全体】
・授業形態:単独(鷹岡)

・学習支援技術(e-learning技術)についての基礎技術の説明、論文の輪講、受講生の研究内容の発表と質疑応答等を通して、学習支援技術の理解を深める。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 本授業における学習目標、15回の授業内容の構成、学習支援システム研究の事例を紹介して、学びの見通しをつける。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第2回 変化の激しい時代における学習支援システムの必要性について 知識基盤社会の特徴を理解して、なぜこの社会において学習支援システムが必要なのか?その必要性について検討する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第3回 学習支援システム(e-learningシステム)設計の基盤となる学習理論 行動主義、構成主義、実践共同体への正統的周辺参加、実践的学習等から見た学習について考え、さらに学習システムとの関係についても検討する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第4回 学習支援システムに支える人工知能技術~シンボリックアプローチ 学習支援システムを支えるシンボリックアプローチについて、その要素技術と応用例について説明し、問題解決を対象にした演習を行う。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第5回 学習支援システムに支える人工知能技術~コネクショニストアプローチ 学習支援システムを支えるコネクショニストアプローチについて、その要素技術と応用例について説明し、問題解決を対象にした演習を行う。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第6回 学習支援技術を理解する~伝統的CAI 伝統的CAIを呼ばれる初期の学習支援技術の仕組みを学び、簡単なCAIシステムを設計する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第7回 学習支援技術を理解する~Web型CAI Web型CAIと呼ばれるインターネットを活用した学習支援技術の仕組みを学び、簡単なWeb型CAIを設計する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示。
第8回 学習支援技術を理解する~知的CAI 知的CAIと呼ばれる学習支援システムの構成要素について理解して、それらの要素技術について学ぶ。簡単な学習者モデルを活用して、分数を対象にした学習支援の設計を行う。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第9回 学習支援技術を理解する~協調学習支援システム 協調学習支援システムの構成要素について理解して、それらの要素技術について学ぶ。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第10回 学習支援技術を理解する~e-learningシステム e-learningシステムの構成要素について理解して、それらの要素技術について学ぶ。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第11回 学習支援技術を理解する~教育データの利活用 学習者の学習活動を記録することの意義について考え、そこで必要となる教育データやそのデータの分析手法について理解する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第12回 学習支援システムを設計する~対象者及び学習内容対象の設定 対象者及び学習内容対象を設定して、そこで必要となる学習支援について検討し整理する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第13回 学習支援システムを設計する~学習支援モデルの設計 設定された学習対象に対する学習支援モデルを設計する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第14回 学習支援システムを設計する~ストーリーに基づくシステム構成 設計した学習支援システムを活用したストーリーとそのストーリーに基づくシステム構成、構成要素間のデータのやりとり等について検討する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第15回 学習支援システムの発表会 設計した学習支援システムについて発表し、質疑応答・意見交換を通して、修正点を整理する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: 30% D: 20%
成績評価法
・授業内での学習支援技術の説明、文献収集、システムデザイン演習、発表(プレゼンテーション)、ディスカッション等を総合的に評価します。文献収集 10%、システムデザイン演習 35%、研究資料作成 15%、発表 10%、ディスカッション 30%。
教科書にかかわる情報
備考
本授業利用する教科書は, 授業内で指示します. また, ファイル等で配布します.
参考書にかかわる情報
参考書 書名 知識社会におけるeラーニング ISBN 9784563015732
著者名 植野真臣 出版社 培風館 出版年
参考書 書名 eラーニングの理論と実際 ISBN 4621074849
著者名 岡本敏雄他 出版社 丸善 出版年
参考書 書名 人工知能と教育工学 ISBN 9784274205071
著者名 岡本敏雄・香山瑞恵 出版社 オーム社 出版年
備考
本授業に関連する参考書に関しては, 授業時間内や授業Webで, 適時, 紹介します.
メッセージ
キーワード
e-learing, 学習支援技術, e-portfolio, 人工知能, 学習科学, 協調学習
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
特になし。
履修条件
連絡先
鷹岡亮
メールアドレス: ryo[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5460
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい。
オフィスアワー
※質問等に関しては, 基本的に上記のメールで最初に対応します。遠慮なくどうぞ。

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