開講年度
開講学部等
2025
大学院東アジア研究科(後期3年博士)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
5034000092
教育制度学特別講義
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐々木 司[SASAKI Tsukasa]
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐々木 司 [SASAKI Tsukasa]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
博士課程後期の学生を対象に、日本の教育制度の特色を仕組みや組織の面から多面的に考察する。
授業の到達目標
博士課程後期の学生が、日本の教育制度の特色を、国レベル、地方レベル、学校レベルにおいて分析・考察することができるようになる。
授業計画
【全体】
日本の教育制度の特色を、学校教育、社会教育を中心に、文献や映像資料などを用いながら、考究していく。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
教育の制度とは何か
日本の教育制度を概観する
【事前】文献検索などを行い、教育制度、教育行政、教育経営、教育機関などについて、分析的に検討するための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第2回
学校の歴史-寺子屋、藩校を中心に-
日本の学校、特に近世までの学校を歴史的に考察する
【事前】文献検索などを行い、学校の歴史、特に寺子屋、藩校などについて、分析的に検討するための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第3回
学校の歴史-学制、義務教育制度を中心に-
日本の学校、特に近代の学校を歴史的に考察する
【事前】文献検索などを行い、学校の歴史、特に学制、小学校令、就学義務制度について、分析的に検討するための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第4回
学校の種類-小学校、中学校を中心に-
日本の小学校、中学校を他国のそれと相対化させつつ考察する
【事前】文献検索などを行い、日本の小学校と中学校、とりわけその変容、教育課題等について、分析的に検討するための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第5回
学校の種類-高等学校、大学を中心に-
日本の高等学校、大学を他国のそれと相対化させつつ考察する
【事前】文献検索などを行い、日本の高等学校と大学、とりわけその変容、教育課題等について、分析的に検討するための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第6回
教育制度に関する問いを立てる
第5週までの授業内容をベースに、受講生自身が問いを立て、それを他の受講者に効果的にプレゼンテーションすることで、その問いを精緻化する
【事前】文献検索などを行い、教育制度について問いを立てるための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第7回
教員養成制度
日本の教員養成の特徴を、歴史的、国際的視点から考察する
【事前】文献検索などを行い、日本の教員養成制度について、分析的に検討するための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第8回
教育行政制度
日本の教育行政制度の特徴を、歴史的、国際的視点から考察する
【事前】文献検索などを行い、日本の教育行政制度について、分析的に検討するための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第9回
教員研修制度
日本の教員養成の特徴を、歴史的、国際的視点から考察する
【事前】文献検索などを行い、日本の教員研修制度について、分析的に検討するための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第10回
教育制度に関する問いを問い直す
第9週までの授業内容をベースに、受講生自身が改めて問いを立て、またかつての問いの立て方を見つめ直し、それを他の受講者に効果的にプレゼンテーションすることで、問いの立て方を相対化する
【事前】文献検索などを行い、教育制度について問いを立てるための資料収集をしておくこと。第5週とは異なる視点からの収集を期待する。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第11回
非伝統的な教育スタイル
いわゆる保健室登校や適応指導教室など、従来型の教育スタイルとは異なる学校教育を考察する
【事前】文献検索などを行い、非伝統的な教育について問いを立てるための資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第12回
組織開発と教育
経営学や組織開発が教育研究の分野でいかに扱われているかなどを考察する
【事前】文献検索などを行い、教育への応用を意識しつつ、組織開発、経営理論などの資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第13回
教育制度の研究方法
教育に関する研究方法、特にアクションリサーチについて、その概要を提示する
【事前】文献検索などを行い、教育における研究方法が述べられている資料収集をしておくこと。特に、量的研究、質的研究、アクションリサーチに関する収集を期待する。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第14回
教育制度研究の発表方法
教育制度を研究した後にそれを「発表」するための方法について提示する。
【事前】文献検索などを行い、教育関係の学会の種類、学会発表の方法などに関する資料収集をしておくこと。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
第15回
教育制度に関する問いを三度(みたび)問い直す
第14週までの授業内容をベースに、受講生自身が再度、問いを見つめ直し、仮に教育制度を研究し、学会等で発表するとしたら、どのような課題が見えてくるかをプレゼンテーションし、それをもとにディスカッション、そして指導等していく
【事前】文献検索などを行い、教育制度について問いを立てるための資料収集をしておくこと。とりわけ、学会発表、論文執筆といった作業を想定した探索的な収集を期待する。
【事後】授業内容、授業後に考察したことを簡単にまとめて次回授業時に提出。
◆事前2時間・事後2時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
特定の教科書は使用せず、プリントを配布するなどする
参考書にかかわる情報
備考
授業中に適宜指示する
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
tsasaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
前期、後期とも火曜日6コマ目(事前連絡必要)
問い合わせはメール等で随時受け付ける
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