開講年度
開講学部等
2026
大学院東アジア研究科(後期3年博士)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
未定
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
5035000104
教育社会学特別講義[Special Lectures on Educational Socioligy]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
林 寛子[HAYASHI Hiroko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
林 寛子 [HAYASHI Hiroko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義は、教育格差の古典的理論と最新の実証研究を結びつけ、自律的なリサーチ・デザインの構築能力を養う。前半は階層・地域・ジェンダー等による教育達成のメカニズムを理論的に再検討し、後半は受講生の関心に沿った最新文献を精読する。大規模データの計量的な読み解きを通じ、分析手法の妥当性や統計的因果推論の限界を議論する。既存の言説を相対化し、独自の問いに基づいた実証的な仮説を提示することで、博士論文の核となる理論的・実証的基盤を確立し、学術的に意義ある知見を導き出すための具体的な道筋を立てる。
授業の到達目標
教育社会学の理論や分析手法を習得し、関心のあるテーマについて古典から最新の実証研究までを深く理解した上で、既存の言説を相対化し、独自の問いに基づいた実証的な仮説を提示できる。また、大規模調査データの計量的な読み解きや最新の分析手法の検討を通じて、高度なリサーチ・デザインを構築し、学術的・社会的に意義ある知見を導き出すための具体的な道筋を立てることができる。
授業計画
【全体】
本講義は、教育格差をめぐる「理論の再検討」と「実証的手法の深化」の二段構成で進める。前半は、階層、地域、ジェンダー等の諸要因が教育達成に及ぼすメカニズムについて、主要理論を批判的に考察し、既存の言説を相対化する視座を養う。後半は、受講生の関心に基づき選定した最新の実証研究を精読する。調査データの計量的な読み解きを通じ、統計的因果推論の妥当性や分析手法の限界を専門的見地から議論する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の進め方と、現代の教育社会学における理論・実証の接続について
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第2回
教育達成の構造的分析①
社会的地位の再生産に関する古典的枠組み
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第3回
教育達成の構造的分析②
社会的地位の再生産に関する現代的展開
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第4回
教育達成の構造的分析③
合理的選択など個人や家族の意思決定
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第5回
教育達成の構造的分析④
アスピレーション(意欲)の形成や家庭内の相互作用
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第6回
地域格差と教育機会
都市・地方間格差や居住地域が学力・進路形成に及ぼす影響
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第7回
ジェンダーと教育
進路選択におけるジェンダー構造の変容と持続
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第8回
既存言説の検討
既存言説の相対化と批判的検討
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第9回
調査データの特性と課題
SSM調査やPISA、縦断調査等の構造的理解とデータの限界
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第10回
計量実証研究の読み解き①
分析手法の基礎
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第11回
計量実証研究の読み解き②
最新手法の検討
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第12回
受講生別テーマ講読①
受講生個々の関心に基づき、選定した最新文献の報告と議論。
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第13回
受講生別テーマ講読②
選定文献におけるデータの扱いと、導き出された知見の批判的考察。
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第14回
リサーチ・デザインの検討
独自の問いと、実証可能な仮説を提示し、仮説を検証するためのデータ、および具体的な分析手法についてディスカッションする。
次回の授業で扱うテーマの文献の読み込み、関連する資料の調査及び事例等の検討を行う(4時間程度)。
第15回
総括とリサーチ・デザインの発表
独自の問いに基づいて、学術的・社会的に意義ある知見を導き出すための具体的な道筋を発表する。
復習(4時間程度)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 40%
成績評価法
成績は、レポート(60%)、プレゼン(40%)で評価する。
教科書にかかわる情報
備考
1回目の授業で決定する。
参考書にかかわる情報
備考
受講生の研究テーマに沿って1回目の授業で決定する。
メッセージ
キーワード
教育達成、格差、実証研究
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
083-933-5046
hiroko.h@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
平日12:00~13:00
事前に連絡をお願いします。
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