タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院共同獣医学研究科(博士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 集中 講義 4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
5081012120 応用獣医学特別講義(栄養代謝学特別講義)[Applied Veterinary Medicine Special Lecture (Nutrition and Metabolism)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
渋谷 周作[SHIBUTANI Shusaku]
担当教員[ローマ字表記]
渋谷 周作 [SHIBUTANI Shusaku]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
動物の栄養代謝学は家畜の生産性に深く関わるだけでなく、実験動物、伴侶動物、野生動物の生命・健康維持を考える上でも重要である。本講義では、各栄養素の性質、動物の摂食・消化・吸収の機構、栄養素が生体に及ぼす影響について学ぶ。適宜、動物種の差異を考察する。
授業の到達目標
動物の栄養代謝の基礎概念を、個体から分子のさまざまなスケールにおいて理解している。
自身や他者の研究データを解釈する際に、栄養代謝の基本を考慮に入れた解釈ができる。
栄養代謝の理解に関心を持ち、その知識を自分の研究に応用する意欲を持っている。
自身の研究の進め方を主体的に考え、本授業を含む、他分野の知識の応用を試みることができる。
自身の考察を、他者に理解しやすいように適切な方法で伝えることができる。
知識を取り入れる際に、自身の研究に関連させる姿勢を身につけている。
授業計画
【全体】
栄養代謝学の基礎概念についての講義と、受講者による関連論文などの発表・討議。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 タンパク質とアミノ酸 アミノ酸とタンパク質の性質、生理的機能、合成経路 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第2回 炭水化物 炭水化物の性質、生理的機能、合成経路 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第3回 脂質 脂質の性質、生理的機能、合成経路 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第4回 核酸 核酸の性質、生理的機能、合成経路 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第5回 ビタミン・無機質・食物繊維 各種ビタミン・無機質・食物繊維の性質、生理的機能 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第6回 栄養の消化と吸収1 動物の消化器官の構造、栄養の消化・吸収機構 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第7回 栄養の消化と吸収2 細胞レベルでの栄養取り込み機構とその調節機構。 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第8回 受講者による発表と討議1 講義で学んだ内容に関する課題に対し、プレゼンテーションまたはレポートによる発表を行う。 プレゼンテーション作成(学修時間の目安:2時間以上)
第9回 タンパク質とアミノ酸の代謝1 個体レベルにおけるタンパク質とアミノ酸の代謝機構、疾病との関わり。 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第10回 タンパク質とアミノ酸の代謝2 細胞レベルにおけるタンパク質とアミノ酸の代謝機構。 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第11回 炭水化物の代謝 細胞内における炭水化物の代謝経路とATP産生。 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第12回 脂質の代謝 脂質代謝と細胞膜、生理活性物質の産生。 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第13回 エネルギーの発生・利用・貯蔵 エネルギー発生の仕組み、ATP、生体内におけるエネルギー貯蔵機能。 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第14回 摂食の調節 動物の摂食調節に関する仕組み。 予習・復習(学修時間の目安:2時間)
第15回 受講者による発表と討議2 講義で学んだ内容に関する課題に対し、プレゼンテーションまたはレポートによる発表を行う。 プレゼンテーション作成(学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 20%
成績評価法
プレゼンテーションまたはレポートによる発表 100%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • つくる責任つかう責任
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
shushibu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時

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