開講年度
開講学部等
2025
大学院共同獣医学研究科(博士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
集中
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
5081013020
臨床獣医学特別講義(腫瘍外科学特別講義)[Clinical Veterinary Medicine Special Lecture (Surgical Oncology)]
英語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中市 統三[NAKAICHI Munekazu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中市 統三 [NAKAICHI Munekazu]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業は、小動物の腫瘍性疾患に対する診断と治療に関する基礎および応用的研究について講義する。獣医領域における腫瘍性疾患への対応は、重要な課題である。本講義では、小動物の腫瘍性疾患に対する最新の診断と治療技術を理解することを目的とし、獣医腫瘍学における最新の画像診断技術、手術・放射線などによる集学的治療手段に関する講義を行う。
授業の到達目標
小動物の腫瘍性疾患に対する最新の診断と治療技術を理解している。
小動物の腫瘍性疾患に対する治療戦略を理解し、自ら最善の治療法を構築することが可能な思考力を修得している。
小動物における腫瘍性疾患に対して、外科治療、放射線治療に関心を持ち、自ら最新の知識の修得に努力できる。
授業に対して積極的に取り組むことができる。
授業計画
【全体】
この授業では、小動物領域における腫瘍外科において必要とされる、一般的かつ基本的知識、最新の画像診断技術、基本的な外科手術の手技について解説し、次いでさまざまな部位における腫瘍性疾患に対する治療戦略を講義する。また直線加速器を用いた最新の放射線治療に関連して、使用機器の構造と特徴、頭頚部および腹腔内腫瘍に対する治療戦略を講義する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
獣医腫瘍学の歴史と特徴
獣医腫瘍学の歴史と特徴について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第2回
腫瘍外科に必要な画像診断技術:X線、造影X線、超音波検査
腫瘍外科に必要な画像診断技術について、特にX線、造影X線、超音波検に焦点を当てて講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第3回
腫瘍外科に必要な画像診断技術:CT、MRI
腫瘍外科に必要な画像診断技術について、特にCTとMRIに焦点を当てて講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第4回
腫瘍外科に必要な画像診断技術:三次元再構成画像
腫瘍外科に必要な画像診断技術について、特に三次元再構成画像に焦点を当てて講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第5回
腫瘍外科に必要な画像診断技術:腹腔鏡・胸腔鏡
腫瘍外科に必要な画像診断技術について、特に腹腔鏡・胸腔鏡に焦点を当てて講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第6回
腫瘍外科手術の基本手技
腫瘍外科手術の基本手技について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第7回
腫瘍外科における戦略I 根治治療
根治治療を目指した腫瘍外科における戦略について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第8回
腫瘍外科における戦略II 集学的治療
集学的治療 を目指した腫瘍外科における戦略について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第9回
皮膚および皮下組織の腫瘍に対する治療戦略
皮膚および皮下組織の腫瘍に対する治療戦略について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第10回
腹腔内腫瘍に対する治療戦略
腹腔内腫瘍に対する治療戦略 について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第11回
胸腔内腫瘍に対する治療戦略
胸腔内腫瘍に対する治療戦略について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第12回
神経系腫瘍に対する治療戦略
神経系腫瘍に対する治療戦略について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第13回
高次放射線治療Ⅰ 直線加速器の構造と特徴
高次放射線治療、特に直線加速器の構造と特徴について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第14回
高次放射線治療Ⅱ 頭頚部腫瘍への応用
高次放射線治療、特に頭頚部腫瘍への応用について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第15回
高次放射線治療Ⅲ 腹腔内腫瘍への応用
高次放射線治療、特に腹腔内腫瘍への応用について講義する
適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第16回
定期試験
これまでの講義内容の理解の確認
適切な準備(学修時間の目安:3時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート、学期末の筆記テストで評価します。
レポート 40%、学期末の筆記テスト 60%
教科書にかかわる情報
備考
特になし
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
nakaichi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(農学部・共同獣医学部棟211(083-933-5898),あるいは動物医療センター)
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