開講年度
開講学部等
2025
大学院共同獣医学研究科(博士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
火5~7
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
5083005560
基礎獣医学特別実験(獣医生理生化学特別実験)[Basic Veterinary Medicine Special Experiment (Veterinary Physiology and Biochemistry)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
岡本 士毅[OKAMOTO Shiki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
岡本 士毅 [OKAMOTO Shiki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
脳神経科学研究に必要な各種実験手技を習得する。
齧歯類への脳外科手術、個体の行動解析、組織採取、試料調整( タンパク質、核酸、組織切片)、細胞培養、ウィルスベクター作成などの基礎研究手法と解析法を習得する。
授業の到達目標
自分の研究を理解し、
自身の研究を実現するための方法論の理解とスキルの習得ができる。
技術習得を通して、自身の研究に応用できる。
他者と科学的な議論ができる。
授業計画
【全体】
脳神経系による生命活動制御機構を解析するために必要な動物個体の扱いから分子レベルの機能解析法に至るまでを幅広く習得する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
実験手技の種類と位置付けを学ぶ
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第2回
齧歯類への脳外科手術1( 脳室投与)
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第3回
齧歯類への脳外科手術2( 神経核内局所微量投与)
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第4回
術後動物の取り扱いと行動解析1
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第5回
術後動物の取り扱いと行動解析2
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第6回
組織試料採取と解析1( 核酸)
DNA/RNA抽出とReal Time PCR実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第7回
組織試料採取と解析2( タンパク質)
Western blottingの操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第8回
組織試料採取と解析3( 組織標本)
HE染色、免疫染色の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第9回
細胞培養1( 細胞株)
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第10回
細胞培養2( 初代培養系)
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第11回
プラスミドベクター作製
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第12回
ウィルスベクター作製
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第13回
細胞株への遺伝子導入 ( 過剰発現と発現抑制)
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第14回
齧歯類個体への遺伝子導入 ( 過剰発現と発現抑制)
項目実験の操作を実際に行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第15回
総合演習
これまでに実施した手法の応用実験を行う
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: 60% D: 10%
成績評価法
授業態度、質疑応答、研究発表等を勘案して総合的に判断する。: 授業態度・参加度 50%、演習 50%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
脳神経科学、エネルギー代謝、摂食行動、依存、肥満
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
獣医生理学A、獣医生理学B、生化学I、生化学II
履修条件
連絡先
メールで連絡してください。
岡本( shiki0<at>yamaguchi-u.ac.jp)、農学部・共同獣医学部 : 209号室
オフィスアワー
質問等はメールのほか、自室で適宜受け付けます。
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