開講年度
開講学部等
2026
大学院共同獣医学研究科(博士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
木5~7
実験・実習
9.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
5083006600
応用獣医学特別実験(栄養代謝学特別実験)[Applied Veterinary Medicine Special Experiment (Nutrition and Matabolism)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
渋谷 周作[SHIBUTANI Shusaku]
ー
担当教員[ローマ字表記]
渋谷 周作 [SHIBUTANI Shusaku]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
栄養代謝との関連性に注目しながら、動物の免疫学的機能評価のため、生体材料からの感染体の検出を遺伝子診断法、定量PCR法、免疫組織学的手法により行い、同時に感染体の分離同定を行う。
授業の到達目標
栄養代謝学および動物衛生学に関する実験手技に習熟することができる。
栄養代謝と動物衛生に関する実験を、原理を考察しながら実施することができる。
栄養代謝と動物衛生の理解に関心を持ち、その知識を自分の研究に応用する意欲を持つことができる。
自身の研究の進め方を主体的に考え、本授業を含む、他分野の知識の応用を試みることができる。
習得した実験手技を、自身の研究の目的に合わせて応用することができる。
授業計画
【全体】
分子生物学実験、免疫血清学実験、細胞免疫学実験
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス・実験計画
本実験の目的を共有し、栄養代謝とシグナル伝達・ウイルス感染の関係を概説したうえで、全体の実験計画を確認する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第2回
細胞系と培地条件の設定
使用する培養細胞系と培地組成(グルコース・アミノ酸濃度など)を検討し、栄養条件の違いを設定する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第3回
栄養条件変化と細胞増殖評価
栄養条件(高/低グルコース、アミノ酸制限など)を変化させ、増殖や生存率を評価する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第4回
細胞シグナル解析1
栄養条件の違いがmTORC1シグナルに与える影響をウエスタンブロットで評価する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第5回
細胞シグナル解析2
アミノ酸飢餓や薬理学的阻害剤を用いてmTORC1の制御を検討する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第6回
オートファジー誘導1
アミノ酸飢餓などによるオートファジー誘導を、LC3等のマーカーを用いたウエスタンブロットで評価する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第7回
オートファジー誘導2
オートファジー関連プローブやGFP‑LC3などを用いて、蛍光顕微鏡でオートファジー小胞の形成を観察する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第8回
メンブレントラフィック解析
エンドサイトーシスなどのメンブレントラフィックを、蛍光標識リガンド等を用いて可視化する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第9回
栄養状態とメンブレントラフィック
栄養条件を変化させ、メンブレントラフィックのダイナミクスがどう変わるかを比較検討する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第10回
中間ディスカッション
ここまでの結果を整理し、栄養シグナルとオートファジー・トラフィックの関係について議論する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第11回
ウイルス感染条件の検討
使用するウイルスと感染条件を確認し、安全面を含めて実験系を設計する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第12回
栄養条件とウイルス感染1
栄養条件を変えた細胞にウイルスを感染させ、感染効率に差があるかを評価する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第13回
栄養条件とウイルス感染2
感染細胞におけるシグナル分子のリン酸化状態やオートファジー誘導の変化を解析する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第14回
フローサイトメトリー解析1
フローサイトメトリーにより、感染・ストレス応答・細胞死などの細胞集団変化を解析する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第15回
フローサイトメトリー解析2
栄養条件やウイルス感染条件を組み合わせた時の細胞集団の違いを比較する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第16回
免疫蛍光による局在解析
シグナル分子やオートファジー関連分子の細胞内局在を免疫蛍光染色で観察する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第17回
RNA抽出と発現解析1
感染および栄養条件の違いが、選択した遺伝子発現に与える影響をqPCR等で解析する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第18回
RNA抽出と発現解析2
必要に応じてRNA‑seqのデータ例やバリアント解析の概要を紹介し、解釈の仕方を学ぶ。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第19回
シグナルネットワークの整理
発現データをもとに、栄養代謝とウイルス応答を結ぶネットワークを整理する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第20回
データ解析と可視化1
これまで得たデータの整理、グラフ化、図表作成を行う。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第21回
データ解析と可視化2
栄養依存的な変化と感染依存的な変化を区別しながら解釈を深める。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第22回
個別テーマ検討1
各大学院生が自身の研究テーマと本実験内容との接点を整理し、小テーマを設定する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第23回
個別テーマ検討2
利用する手法(ウエスタン、フローサイトメトリー、蛍光、感染など)を組み合わせた実験計画を立案する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第24回
個別実験の実施1
個別テーマに基づいた実験を実施し、条件検討を行う。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第25回
個別実験の実施2
実験を継続し、結果を蓄積する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第26回
結果整理と考察1
個別テーマのデータを整理し、予備的な考察をまとめる。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第27回
結果整理と考察2
関連文献と比較しながら、栄養代謝・シグナル・感染との関連を考察する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第28回
発表準備
成果発表用スライド・要旨を作成し、発表構成を検討する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第29回
成果発表
各自の個別テーマを含め、実験成果を発表し質疑応答を行う。
実験手技についての予習(目安:2時間)
第30回
総括・今後の展望
実験全体を振り返り、習得した手技の自身の研究への応用可能性を検討する。
実験手技についての予習(目安:2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: 50% D: 20%
成績評価法
レポート(プレゼンテーションを含む)80%、授業態度、授業への参加度20%。
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
shushibu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時
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