タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院共同獣医学研究科(博士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 水3~4 演習  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
5083007110 臨床獣医学特別演習(腫瘍外科学特別演習)[Clinical Veterinary Medicine Special Exercise (Surgical Oncology)] 英語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
中市 統三[NAKAICHI Munekazu]
担当教員[ローマ字表記]
中市 統三 [NAKAICHI Munekazu]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
小動物領域における腫瘍性疾患に対して、外科手術法は最も有効な治療法の一つ考えられる。しかしながらその一方で、腫瘍性疾患の発生部位や進行程度によっては、外科手術が適応可能な症例も稀ではない。そのような症例の治療においては放射線治療が大きな役割を果たす。直線加速器を用いた最新の放射線治療では、よりよい線量分布を実現するために、IMRTを用いた治療計画が用いられている。この演習では、腫瘍外科の基本的技術とその応用に関して考慮すべき点を学ぶ。さらに高次放射線の治療計画の立案法を演習する。以上から、小動物の腫瘍性疾患に対する外科治療、放射線治療のエキスパートの育成を目的とする。
授業の到達目標
小動物の腫瘍性疾患に対する最新の診断と治療技術、特に放射線治療の立案法を理解している。
小動物における腫瘍性疾患に対して、外科治療、放射線治療に関心を持ち、自ら最新の知識の修得に努力できる。
授業・演習に対して積極的に取り組むことができる。
授業計画
【全体】
獣医領域における腫瘍性疾患に対する治療戦略、MRI やCT などの最新の画像診断手技、外科手術手技の基礎と応用、放射線治療の計画立案と実践などについて解説・演習する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 腫瘍性疾患罹患動物の特徴 腫瘍性疾患罹患動物の特徴について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第2回 腫瘍組織の取り扱い 腫瘍組織の取り扱い について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第3回 腫瘍性疾患の高次画像診断 1 腫瘍性疾患に対するの高次画像診断について講義する(1) 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第4回 腫瘍性疾患の高次画像診断 2 腫瘍性疾患に対するの高次画像診断について講義する(2) 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第5回 外科手術の適応と限界 腫瘍性疾患に対する外科手術の適応と限界について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第6回 外科手術と放射線治療 腫瘍性疾患に対する外科手術と放射線治療について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第7回 外科手術と化学療法 腫瘍性疾患に対する外科手術と化学療法について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第8回 画像診断を基にした集学的治療法の展開 画像診断を基にした集学的治療法の展開について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第9回 高次放射線治療1 高次放射線治療について講義する(1) 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第10回 高次放射線治療2 高次放射線治療について講義する(2) 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第11回 放射線治療における治療計画の立案:基礎 放射線治療計画の立案に関する基礎について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第12回 射線治療における治療計画の立案:頭頚部腫瘍 頭頚部腫瘍に対する射線治療計画の立案について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第13回 射線治療における治療計画の立案:腹腔内腫瘍 腹腔内腫瘍に対する射線治療計画の立案について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第14回 放射線治療の実際 放射線治療の実際について講義する 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第15回 総括 総括 適切な予習と復習(学修時間の目安:1時間以上)
第16回 定期試験 これまでの学修内容の理解の確認 適切な準備(学修時間の目安:3時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート、学期末の筆記テストで評価します。
レポート 40%、学期末の筆記テスト 60%
教科書にかかわる情報
備考
特になし
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
nakaichi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(農学部・共同獣医学部棟211(083-933-5898),あるいは動物医療センター)

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