タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(医学博士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
5151100007 医学倫理学特論[Medical Ethics] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
高瀬 泉[TAKASE Izumi]
担当教員[ローマ字表記]
高瀬 泉 [TAKASE Izumi]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
医学倫理に関連した講義をオムニバス形式で実施することで理論的、実践的な医学倫理の教育を行う。
授業の到達目標
・臨床医学、および、臨床医学研究を含む医学研究を行うに必要な基本的な倫理事項ならびに先端医学研究の際に考慮すべき倫理事項について修得する。
・医学に関わる倫理の諸問題について学び、理解を深める。
・研究内容の詳細を考慮し、倫理審査が必要か否か、また、求められる患者の同意とその内容について判断できる
・医学研究に必要な倫理性について判断できる能力をつける。
・患者の人権や個人情報保護、動物保護などに注意を払えるように努力を怠らない意欲を持つ。
・医学に関わる倫理の諸問題について関心をもつことができる。
・常に倫理に関して配慮できる態度を養う。
・医学に関わる倫理の諸問題について積極的に関与できる。
・倫理的視点から配慮すべき事項について列挙、説明でき、判断根拠についてわかりやすく説明できること。
・医療人、研究者に求められる高い倫理性を身につける。
授業計画
【全体】
医学倫理に関し多角的な視点から、13回の講義を行います。13回全ての講義への出席が必須です。
講義は原則遠隔(Web上)で実施します。
内容および日程については,医学系研究科ホームページで確認してください。
http://www.med.yamaguchi-u.ac.jp/graduate/curriculums/
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 医学倫理の背 医学倫理総論
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第2回 倫理の人類学的側面 医学倫理総論 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第3回 医療安全と複雑系 医学倫理総論 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第4回 米国の倫理教育
日本の研究不正の現状
米国の倫理教育の現状を紹介し、その日本社会・文化との親和性を考察する。日本における医学研究不正の現状とその抑止の必要性について検討する。 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第5回 国境を超える医療・次世代医療と
倫理的考察
国内や従来型医療のみを対象とする倫理規範や配慮を超える急速な国際往来と新技術の発展に対応する柔軟な倫理的思考力を醸成する。 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第6回 医療資源を含む各種資源の公平な
分配に係る考察
Justiceの意味する正義とは公正・公平性であるという意味の理解した上で、医療資源を含む各種資源の公平な分配とは何かを考察する。 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第7回 臨床倫理総論 医学教育学 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第8回 治験 臨床薬理学 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第9回 医学系研究(臨床研究等),再生医療の倫理 臨床研究 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第10回 疫学 公衆衛生・予防医学 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第11回 医療情報と情報倫理 医療情報判断学 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第12回 遺伝子検査と医療倫理 臨床検査・腫瘍学 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第13回 医療倫理と法医学 法医学 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第14回 テスト テスト 授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
・全ての講義を受講すること。なお、出席記録は翌年度に繰り越せるものとする。
・受講済み題目に対して、期末にテストを実施する。テストは対面で行う。
・出席及びテスト結果で、総合的に評価する。

小テスト・授業内レポート 40%、授業態度・授業への参加度 60%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
生命倫理、医療倫理、情報倫理、臨床研究、遺伝診療 Medical Ethics 情報管理、個人情報保護
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
研究者行動規範特論 知的財産特論
履修条件
連絡先
欠席連絡先:大学院教務係 me233@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
学生要覧をご覧ください

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