開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(医学博士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
5151101801
呼吸器・感染症内科学特論Ⅰ
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
松永 和人[MATSUNAGA Kazuto]
ー
担当教員[ローマ字表記]
松永 和人 [MATSUNAGA Kazuto], 平野 綱彦 [HIRANO Tsunahiko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
呼吸器・感染症分野が取り扱う疾患は、喘息、COPD、肺癌、間質性肺炎、肺結核、肺炎、睡眠呼吸障害など広範であり、病態を把握するための基礎的基盤も呼吸生理学、免疫学、腫瘍学、薬理学など多様であることを知り、能動的な発表を通じて実践的な知識と思考力を体得する。
授業の到達目標
・呼吸器・感染症内科分野の主要な疾患について病態生理、検査、治療を説明するとともに、現状の課題や対策について国際的な視野で調査し、理解することができる。
・呼吸器・感染症分野の疾患を呼吸生理学、免疫学、薬理学などの多面的な観点から捉え、科学的かつ論理的に病態を把握する。
・呼吸器・感染症分野の諸問題に関心を持ち、その解決に向けて貢献したいと思うことができる。
・実際の症例や臨床データにおける事象を自ら科学的に捉え、主観的に考え、調査や発表などの行動に移すことができる。
・検討会や臨床検査などのグループとしての活動に積極的に関わることができる。
・基礎的な資料や最新の文献を適切に収集し、的確に論理的な分析を行うことができる。
・自ら分析した内容を適切に発表することができる。
授業計画
【全体】
講義形式と演習形式を組み合わせて行う。セミナーや講演会を受講し、最先端の知識および研究者としての議論展開を学ぶ。また担当教員と受講生とが意思疎通を図り各自のテーマを選定し、調査や発表を通じて知的に成長する課題探求型の能動的学修にも取り組む。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
呼吸器・感染症内科学総論(1)
呼吸器系の解剖学
呼吸器の機能的解剖
第2回
呼吸器・感染症内科学総論(2)
呼吸器系の生理学
換気力学
第3回
呼吸器・感染症内科学総論(3)
呼吸器系の生理学
ガス交換と肺循環
第4回
呼吸器・感染症内科学総論(4)
呼吸器系の免疫学
気道の防御機構
第5回
呼吸器疾患の評価(1)
画像検査、生理検査
臨床データの解析
第6回
呼吸器疾患の評価(2)
気管支鏡検査、喀痰検査
臨床データの解析
第7回
閉塞性肺疾患(1)
喘息
病態生理と管理
第8回
閉塞性肺疾患(2)
COPD
病態生理と管理
第9回
拘束性肺疾患
間質性肺炎
病態生理(免疫学、生理学)
第10回
抄読会(閉塞性・拘束性肺疾患)
発表
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 30% D: 10%
成績評価法
①発表
抄読会での発表で評価します。
配分: 100%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
①前提知識の要件: このコースでは、呼吸不全や肺癌の知識が必要です。これらの事前知識がない場合は、関連する資料を事前に学習することを推奨する。
②参加と発表: 特定の授業回では、抄読会や調査テーマの発表が予定されている。これらには事前の準備が必要であり、積極的な参加が期待される。
③評価方法: 授業の評価は、発表内容やレポートによって行われる。各評価要素の配点はシラバスで明確に示され、全体として学期の成績が決定される。
キーワード
呼吸器生理学、免疫学、画像・生理検査
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
呼吸器・感染症内科学特論Ⅱ
履修条件
本授業は、呼吸器系の基本的な解剖学と生理学に関する知識があることを前提としている。また、免疫学の基礎知識が推奨される。これらの知識は、呼吸器感染症の病態理解や治療法の学習に直接関連しており、授業で扱う内容をより深く理解するために必要である。
推奨される前提知識:呼吸器系の解剖学、呼吸器系の生理学、基本的な免疫学
連絡先
電話: 0836-85-3123
メール: kokyuki@yamaguchi-u.ac.jp
質問や相談がある場合は、上記の連絡先にて教員に連絡をお願いします。メールでのお問い合わせは、件名に授業名や具体的な質問内容を明記してください。
オフィスアワー
曜日: 月曜日から金曜日
時間: 午前9時から午後5時
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