タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(医学博士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
5151102201 小児科学特論Ⅰ[PediatricsⅠ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
長谷川 俊史[HASEGAWA Shunji]
担当教員[ローマ字表記]
長谷川 俊史 [HASEGAWA Shunji], 髙橋 一雅 [TAKAHASHI Kazumasa]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
分子小児科学の観点から、小児領域の疾患をとらえその分子機構について習得する。
授業の到達目標
・分子小児科学(主に感染・免疫・アレルギー・血液腫瘍領域)における基礎的な知識を修得する。
・問題点等についてディスカッションできる。
・関連した英語論文を自ら検索し、理解することができる。
・小児に特有な遺伝と感染について、分子メカニズムから疾患と体質をとらえる態度を身につける。
・実験手技を習得し、実験計画を立て、解析結果を理解し、文献検索をもとに考察し、プレゼンテーションすることができる。
・学会報告と論文作成ができる。
授業計画
【全体】
感染と免疫を中心に、その分子機構・分子疫学について最新の情報を含めて学習する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 川崎病の病態解析1 川崎病のサイトカイン解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回 川崎病の病態解析2 川崎病のリンパ球サブセット解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 川崎病の病態解析3 川崎病の細胞表面マーカー解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 喘息モデルマウスの解析1 喘息モデルマウスを作成し、ウイルス感染後の変化を観察する 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 喘息モデルマウスの解析2 気管支肺胞洗浄液のサイトカイン解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 喘息モデルマウスの解析3 ウイルス力価を測定する 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 喘息モデルマウスの解析4 呼吸機能解析、気道過敏性試験を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 喘息モデルマウスの解析5 組織採取、固定、染色を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 消化管アレルギーの病態解析 消化管アレルギーのサイトカイン解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 解析データのプレゼンテーション1 データの統計学的解析、図表化を行い、プレゼンテーションとディスカッションを行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 小児悪性リンパ腫の臨床研究1 小児未分化大細胞リンパ腫の骨髄非破壊的前処置を用いた同種造血幹細胞移植の臨床成績についてデータ解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 小児悪性リンパ腫の臨床研究2 小児T細胞性リンパ芽球性リンパ腫の免疫表現型と予後との関係についてデータ解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 小児慢性特発性血小板減少性紫斑病の臨床研究1 小児慢性特発性血小板減少性紫斑病の疫学データの収集、解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 小児慢性特発性血小板減少性紫斑病の臨床研究2 小児慢性特発性血小板減少性紫斑病の治療有効性と副反応について解析を行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 解析データのプレゼンテーション2 データの統計学的解析、図表化を行い、プレゼンテーションとディスカッションを行う 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト 20%、レポート 60%、学期末の筆記テスト 20%
教科書にかかわる情報
備考
標準小児科学.原寿郎監修, 高橋孝雄, 細井創, 齋藤昭彦編集 第9版. 医学書院, 2022
小児科学.大関武彦, 近藤直実総編集 ; 内山聖 [ほか] 編集 第3版. 医学書院 , 2008
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
NCBI (PubMed), Google scholar, Up to dateなどを使いこなし最新の情報を収集し解読する能力を身につける。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
学生要覧をご覧ください
オフィスアワー
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