タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(医学博士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
5151103101 放射線腫瘍学特論Ⅰ 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田中 秀和
担当教員[ローマ字表記]
田中 秀和, 椎木 健裕 [SHIINOKI Takehiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
腫瘍の特性と病態を把握し、根治的放射線治療の適応と意義、集学的治療や緩和治療における役割を系統的に理解する。
標準的な放射線治療法(照射法)におけるclinical question を抽出し、新規治療法の考案およびその有効性評価のための臨床研究を立案する。
授業の到達目標
・がん診療におけるclinical questionと、それに対するエビデンス、標準治療について理解する。
・がんの標準治療における問題点を考察し、それを改善するための新規治療法、放射線治療法を考察する。
・現状の放射線治療法について問題意識を喚起し、解決のための方法を考案する。
・考案した新規治療法(照射法)を検証するための手法につき、理論的背景に基づく研究計画を構築し、他者へプレゼンテーションできる。
授業計画
【全体】
放射線生物学、放射線物理学の基礎を正しく理解する。
現状の標準的な治療法(放射線照射法)における問題点を抽出する。
がんの病態と患者さんの状態に応じた最適な治療法(照射法)を考案する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 放射線生物学の基礎について知識の整理をおこない、理解を深める。 復習を30分程度行う
第2回 イントロダクション 放射線物理学の基礎について知識の整理をおこない、理解を深める。 復習を30分程度行う
第3回 イントロダクション がんの病態、進展形式や病期分類など、腫瘍学の知識の整理をおこない理解を深める 復習を30分程度行う
第4回 clinical question 標準治療における問題点の抽出 復習を30分程度行う
第5回 新規治療法の考案 問題点改善のための方法を列挙する 復習を30分程度行う
第6回 関連論文の抽出 これまでのエビデンスを系統的に整理する。 復習を30分程度行う
第7回 論文の評価、批判的吟味 論文のバイアス、エビデンスレベルの評価をおこなう。 復習を30分程度行う
第8回 clinical questionの再評価 過去のエビデンスを吟味し、抽出したclinical question とその解決方法の妥当性につき再評価する 復習を30分程度行う
第9回 開発項目の絞り込み 効果の予測と臨床的意義を抽出し、予測される有効性と臨床的意義につき再評価する 復習を30分程度行う
第10回 エンドポイントの設定 考案した新規治療法の妥当性、有効性を評価するためのエンドポイントを明らかにする 復習を30分程度行う
第11回 研究計画書の作成 開発方法と評価法を具体的に設定する 復習を30分程度行う
第12回 研究計画書の作成 開発方法と評価法を具体的に設定する 復習を30分程度行う
第13回 診療ガイドライン作成の基本 MINDSの手法に基づく診療ガイドラインの作成方法、考え方を学習する。 復習を30分程度行う
第14回 診療ガイドライン作成 新規治療法を標準治療とするガイドライン作成の実際を学ぶ(演習) 復習を30分程度行う
第15回 放射線治療学 まとめ 本講義の全体のまとめ、質疑・応答 復習を30分程度行う
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
口頭試問、レポートで評価します。
口頭試問 50%、レポート 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 放射線治療計画ガイドライン 2024年版 ISBN 9784307071314
著者名 日本放射線腫瘍学会 出版社 金原出版 出版年 2024
教科書 書名 がん・放射線療法 改訂第8版 ISBN 9784055200493
著者名 大西洋ら 出版社 Gakken 出版年 2023
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
放射線治療学特論 II
履修条件
連絡先
shiinoki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
shiinoki@yamaguchi-u.ac.jp

ページの先頭へ