開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(医学博士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
5151103801
医療情報判断学特論Ⅰ
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
平野 靖[HIRANO Yasushi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
平野 靖 [HIRANO Yasushi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
医療情報学は、広く、医学情報、診療情報に対するシステム、あるいは、その利活用に関わる課題について、開発、基礎研究、臨床研究を通して他領域との融合、深化、そして専門分化していく学際的分野の学問である。さらに、近年のゲノム情報を扱うバイオメディカルインフォマティクス領域を重要な課題として捉え、そのための人材育成に寄与することを目指している。
この特論では、その時々の医療情報学に関連した課題を通して、課題の背景、解決に必要な情報を収集し、その方法を考慮することと、そして解決目標とその到達点を理解することで、 新たな課題に対する対応とする基礎を習得する。
授業の到達目標
・電子カルテを含む病院情報システム、その二次利用支援システム、地域医療連携支援システムについて説明ができ、また、診療情報を用いた主要な解析について説明ができる。さらに、診療情報の二次利用で最も問題となる個人情報保護と活用支援の両面からの課題について説明ができる。加えて、課題に関連した情報をMEDLINEや専門雑誌などの報告などから収集することができる。
・システムの目的とその機能、運用について、施設環境に応じた適切な基本設計ならびに運用設計について検討することができる。
また、システム導入・改善前後での効果について検討することができる。さらには、診療情報を用いた様々な解析から得られた結果について評価し、考察することができる。
・システムは広く医療者に使われるものであり、その目的について十分な理解と医療者が何を必要としているのか、あるいは問題として認識しているのかについて関心を持ち、ヒアリングなどによる情報収集ができる。
・他領域の人たちとの連携を行うために必要となる謙虚な姿勢と協調性をもって接することができる。
・プレゼンテーションでは、わかり易いスライドを作成し、概念やその機能、結果等を説明することができる。
授業計画
【全体】
カンファレンスに連動した講義・討論とともに、課題となっているシステムについての目的と課題など、関連した事項について討議を中心に進める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
演習
演習
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第2回
演習
演習
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第3回
演習
演習
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第4回
演習
演習
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第5回
演習
演習
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第6回
演習
演習
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第7回
演習
演習
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
第8回
演習
演習
授業計画に沿って、準備学習0.5時間および復習0.5時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 40% C: --% D: 40%
成績評価法
授業内のプレゼンテーション、ディスカッションで評価します。
教科書にかかわる情報
備考
医療情報に関連した以下のガイドラインを参考とする。
1.医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版:
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00006.html
2.クラウドサービス事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン 第1版:ttps://www.soumu.go.jp/main_content/000567229.pdf
3.医療・介護関係事業者における 個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス :
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/iryoukaigo_guidance.pdf
4.医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律についてのガイドライン :
https://www8.cao.go.jp/iryou/hourei/pdf/guideline.pdf
参考書にかかわる情報
参考書
書名
Health Informatics: Multidisciplinary Approaches for Current and Future Professionals
ISBN
9781032207742
著者名
Sal Volpe MD
出版社
Productivity Press
出版年
2022
参考書
書名
Clinical decision support systems : theory and practice
ISBN
9783319319117
著者名
Eta S. Berner, editor
出版社
Springer
出版年
2016
参考書
書名
Principles of Health Interoperability: FHIR, HL7 and SNOMED CT (Health Information Technology Standards)
ISBN
9783319303680
著者名
Tim Benson, Grahame Grieve
出版社
Springer
出版年
978-
備考
メッセージ
キーワード
医療情報、電子カルテ、診療支援システム、臨床決断支援システム、地域医療連携支援システム、データウエアハウスおよび二次利用データベース、症例登録、統計解析、機械学習、Deep Learning
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
医療情報判断学特論II
履修条件
連絡先
医療情報部:22-2717
オフィスアワー
火曜日:17:00~18:00
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