タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木1~2    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8021100003 特別支援教育の基礎と動向[General and Trends of Special Needs Education] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
柳澤 亜希子[YANAGISAWA Akiko]
担当教員[ローマ字表記]
柳澤 亜希子 [YANAGISAWA Akiko], 宮木 秀雄 [MIYAKI Hideo], 久冨 貴司
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
特別支援学校教員の専門性の基盤となる基礎・基本事項の定着を図ることを目的とする。
特別支援教育の理念と歴史及び諸制度、国際的な動向や現行の特別支援学校学習指導要領等、特別支援教育の基礎理論についての知識を習得する。
多様な学びの場における障害のある子どもや特別の支援を要する子どもへの指導・支援の体制整備や教育課程等の特別支援教育を巡る諸課題を分析し、特別支援教育教員に求められる専門性について熟考する。
教育委員会指導主事や特別支援学校管理職としての経験をもち学校現場の実情を熟知した実務家教員が授業(第6回、第7回、第11回)を行い、研究者教員と連携することで理論と実践の融合を図る。
授業の到達目標
特別支援教育の諸制度や施策、学習指導要領の趣旨を踏まえて特別支援教育を巡る諸課題について多角的に分析し、必要な専門性について熟考できる。
授業計画
【全体】
特別支援教育に関する答申や施策、学習指導要領等に基づき、我が国の特別支援教育の理念や仕組み、教育課程について解説する。
諸外国の障害のある子どもへの教育施策の動向や特別支援学校、特別支援学級、通級による指導、通常の学級といった多様な学びの場における特別支援教育の推進状況から課題を検討し、特別支援教育に携わる教員に必要な専門性について討議する。
本授業の担当形態は、複数並びにオムニバス。
授業の進捗等によって授業計画を変更する場合がある。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション(柳澤・宮木・久冨) シラバスに基づき授業の目標と進め方、成績評価の方法等についての説明
事前にシラバスに目を通しておくこと。
授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第2回 特別支援教育の理念と制度(柳澤・久冨) 特別支援教育の理念と制度、対象 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第3回 特別支援教育の歴史(柳澤・久冨) 特別支援教育の歴史と近年の動向、特別支援教育の制度と関連規定 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第4回 障害者の権利に関する条約とインクルーシブ教育システム(柳澤・久冨) インクルーシブ教育システムと特別支援教育の関係、障害者の権利に関する条約とインクルーシブ教育システムの理念、関連施策 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第5回 諸外国における障害のある子どもの教育(柳澤・久冨) 海外の障害のある子どもの教育システムと施策等
授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示) ディスカッション
第6回 特別支援教育の教育課程①(久冨・柳澤) 特別支援学校学習指導要領の基本方針と要点 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第7回 特別支援教育の教育課程②(久冨・柳澤) 特別支援学校の教育課程の基準、カリキュラムマネジメントの考え方 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第8回 自立活動の指導①(柳澤・久冨) 養護・訓練としての創設から自立活動に改称されるまでの経緯、自立活動の目的と内容、教育課程上の位置づけ 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第9回 自立活動の指導②(柳澤・久冨) 子どもの実態把握から指導目標及び指導内容の設定までの流れ、個別の教育支援計画、個別の指導計画の作成・活用
授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示) ディスカッション
第10回 合理的配慮と基礎的環境整備(柳澤・久冨) 障害者差別解消法と合理的配慮、学校現場における合理的配慮と基礎的環境整備 授業計画を踏まえて予習・復習、発表の準備(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 特別支援学校のセンター的機能(久冨・柳澤) 法的位置づけ、センター的機能の業務内容、外部専門家等との連携 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示) ディスカッション
第12回 特別支援教育コーディネーターの役割(宮木・久冨) 特別支援教育コーディネーターの業務内容、求められる資質能力 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第13回 小・中学校等における特別支援教育①(宮木・久冨) 通常の学級での支援体制と課題、通級による指導の役割と指導の対象及び教育課程 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第14回 小・中学校等における特別支援教育②(柳澤・久冨) 特別支援学級の役割と指導の対象、特別の教育課程の編成、交流及び共同学習 授業計画を踏まえて予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第15回 特別支援教育教員に求められる専門性(柳澤・久冨) 本授業の総括として、特別支援教育に携わる教員に求められる専門性について発表・討議 授業計画を踏まえて予習・復習、発表の準備(学修時間の目安:4時間以上) ディスカッション、プレゼンテーション
第16回 期末試験 期末試験 期末試験に向けた総復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト70%、レポート15%、授業参加態度15%
教科書にかかわる情報
備考
適宜、資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
適宜、関連書籍や資料を紹介・配布する。
メッセージ
キーワード
特別支援学校学習指導要領、教育課程、多様な学びの場、専門性
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
特別支援教育における教育実践の方法、特別支援教育コーディネーター地域実践論、特別支援教育コーディネーター校内実践論
履修条件
連絡先
連絡窓口:柳澤亜希子
研究室:C434号室
E-mail:yanagisawa@yamaguchi-u.ac.jp
個々の授業内容に関する質問は、授業担当者にお問い合わせください。
須藤:suto@yamaguchi-u.ac.jp
久冨:t-hisadomi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
(柳澤)月曜2コマ
事前に上記連絡先に問い合わせてください(上記の時間帯以外を希望の場合は相談に応じます)。
その他担当教員を希望される場合には、直接依頼をしてください。

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