タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木7~8   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8021100010 特別支援教育開発演習[Development Exercises in Special Needs Education] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
宮木 秀雄[MIYAKI Hideo]
担当教員[ローマ字表記]
宮木 秀雄 [MIYAKI Hideo], 柳澤 亜希子 [YANAGISAWA Akiko], 久冨 貴司
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった多様な学びの場における教育実践について幅広く考察していく。その際、「学校、家庭、地域」や「教育、心理、福祉、医療」といった多角的な視点から実践を読み解き、特別なニーズを有する子どもへの支援の在り方と今後の特別支援教育の展望について議論を通して深めていく。
授業の到達目標
特別支援教育に関する実践・事例研究について、理論的背景や方法を理解し、系統的に整理・表現するとともに、批判的に分析・考察することができる。
授業計画
【全体】
毎回キーワードに沿った特別支援教育に関する実践・事例研究を講読し、その理論的背景や方法等についての理解を深めるとともに、その研究の問題点や改善案を検討することにより、実践を批判的に分析し、考察していく。その際、学校現場での経験が豊富な実務家教員からの指導も踏まえつつ考察を深めていく(複数)。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 授業の目標と進め方、シラバスの説明、成績評価の方法(宮木) 指定された研究論文の講読(4時間)
第2回 研究論文の読み方(1) 研究論文の読み方について、特に一事例の実験デザインを用いた研究を基に解説する(宮木) 指定された研究論文の講読(4時間)
第3回 研究論文の読み方(2) 研究論文の読み方について、特に数値データに対する統計的検定を用いた研究を基に解説する(宮木) プレゼンテーションの準備(4時間)
第4回 通常の学級における事例の検討(1) 「ソーシャルスキルトレーニング」について検討する(宮木・久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第5回 通常の学級における事例の検討(2) 「ユニバーサルデザイン」について検討する(宮木・久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第6回 通常の学級における事例の検討(3) 「集団随伴性」について検討する(宮木・久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第7回 通常の学級における事例の検討(4) 「ポジティブ行動支援」について検討する(宮木・久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第8回 通級による指導・特別支援学級における事例の検討(1) 「インクルーシブ教育」について検討する(柳澤・久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第9回 通級による指導・特別支援学級における事例の検討(2) 「交流及び共同学習」について検討する(柳澤・久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第10回 通級による指導・特別支援学級における事例の検討(3) 「自立活動の指導」について検討する(柳澤・久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第11回 特別支援学校における事例の検討(1) 「コミュニティスクール」について検討する(久冨・宮木) プレゼンテーションの準備(4時間)
第12回 特別支援学校における事例の検討(2) 「教科等を合わせた指導」について検討する(久冨・宮木) プレゼンテーションの準備(4時間)
第13回 特別支援学校における事例の検討(3) 「個別の教育支援計画・個別の指導計画」について検討す(久冨・宮木) プレゼンテーションの準備(4時間)
第14回 特別支援学校における事例の検討(4) 「就労支援」について検討する(久冨・宮木) プレゼンテーションの準備(4時間)
第15回 総括 講義のまとめと今後の課題の明確化(宮木) これまでの学修内容を振り返り、自身の考えを整理しておく(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 70% C: --% D: 30%
成績評価法
プレゼンテーションの内容 30%、ディスカッションへの貢献度 70%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。毎回の講義資料(受講生によるプレゼンテーション資料)は事前に配付する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
質問はメールにて随時受け付けている
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
宮木秀雄(miyaki@yamaguchi-u.ac.jp)
久冨貴司(t-hisadomi@yamaguchi-u.ac.jp)
柳澤亜希子(yanagisawa@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
水曜の午前中を基本とするが、研究室在室時は基本的にいつでも相談可能である。また、事前にメール等でアポイントを取ることが望ましい。(宮木)

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