タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 集中   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8021100011 山口県教育の現状と課題[Current Problems and Challenges in Education in Yamaguchi Prefecture] 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
和泉 研二[WAIZUMI Kenji]
担当教員[ローマ字表記]
和泉 研二 [WAIZUMI Kenji], 霜川 正幸 [SHIMOKAWA Masayuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
学校現場が有する教育課題の中には、所謂「地域課題」としてその自治体や地域が深刻に抱えるものがあります。この科目では、山口県が抱える現代的教育諸課題の解明に向け、現職教員、教育関係者や教職志望学生等が協働的に学ぶ「ちゃぶ台次世代コーホート」、ミドルリーダー養成プログラム「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course」や「ちゃぶ台理科ネット」等を活用し、大学院教員、学校教員、教育委員会指導者や多様な教育関係者と連携協働しながら、実践的・協働的な探求を行います。

※本授業は、学校や山口県教育委員会事務局に勤務し、指導主事・社会教育主事や学校管理職等を経験した教員チームが、実務経験を踏まえて山口県教育課題の探求を目指す実践的科目として実施するものです。
授業の到達目標
学校や学校教育に関する現代的教育課題、特に今後の山口県教育においてその解決、克服が求められる教育課題について、現職教員、教育関係者や教職志望学生等と協働的な学びを行うことをとおして、より高度な実践的指導力を身につけるとともに、これからの教員が身につけるべき資質能力について探求し獲得することができる。また、研修行事における指導助言体験やメンターとしての関わりをとおして、学校リーダーやミドルリーダーとしての力量を高め、職能発達課題の克服につなぐことができる。
授業計画
【全体】
 学校等の教育現場が有する現代的教育課題や地域が抱える独自課題等の解明に向け、現職教員、教育関係者や教職志望学生等が協働的に学ぶ「ちゃぶ台次世代コーホート」、ミドルリーダー養成プログラム「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course」や「ちゃぶ台理科ネット」等に乗り込み、大学院教員、学校等教員、教育委員会指導者や多様な教育関係者と連携協働した学習(研修)を行う。
※県内外から自主的・自発的に参加してくる公・私立学校教職員等との合同研修の形となるため、授業は、基本的に「週休日(土・日)開講の集中講義」となります。
(担当形式:複数(和泉、霜川))
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 授業説明、研修計画作成、諸連絡 授業計画を理解し、今までの山口県課題に関する自分史整理と次時以降の学習計画等について、計4時間を目安に実施する。
第2回 学習指導、合科・横断的指導① 「ちゃぶ台方式」による授業・研修の進め方(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第3回 学習指導、合科・横断的指導② 「ちゃぶ台方式」による授業・研修への参画1(演習、グループ討議等) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第4回 学習指導、合科・横断的指導③ 「ちゃぶ台方式」への授業・研修への参画2(省察、まとめ) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第5回 教員の資質能力と人材育成① 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参加(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第6回 教員の資質能力と人材育成② 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参画1(演習、グループ討議等) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第7回 教員の資質能力と人材育成③ 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参画2(省察、まとめ) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第8回 学びあい、ICT活用① 「授業づくりの会研修」への参加(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第9回 学びあい、ICT活用② 「授業づくりの会研修」への参画1(演習、グループ討議等) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第10回 学びあい、ICT活用③ 「授業づくりの会研修」への参画2(省察、まとめ) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第11回 いじめ、不登校、問題行動① 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参加(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第12回 いじめ、不登校、問題行動② 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参画1(演習、グループ討議等) 講講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第13回 いじめ、不登校、問題行動③ 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参画2(省察、まとめ) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第14回 理数教育、ものづくり① 「サイエンスワールド」への参画(実地研修への準備) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第15回 理数教育、ものづくり② 「サイエンスワールド」への参画と実地研修1 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第16回 理数教育、ものづくり③ 「サイエンスワールド」への参画と実地研修2 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第17回 保護者対応、開かれた学校① 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参加(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第18回 保護者対応、開かれた学校② 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参画(演習、グループ討議等) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第19回 保護者対応、開かれた学校③ 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参画(省察、まとめ) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第20回 教育と福祉の連携、人間関係づくり① 「ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参加(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第21回 教育と福祉の連携、人間関係づくり② 「ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参画(演習、グループ討議等) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第22回 教育と福祉の連携、人間関係づくり③ 「ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参画(省察、まとめ) 講講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第23回 環境教育、防災安全① 「ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参加(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第24回 環境教育、防災安全② 「ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参画(演習、グループ討議等) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第25回 環境教育、防災安全③ 「ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参画(省察、まとめ) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第26回 特別支援教育、へき地複式教育① 「ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参加(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第27回 特別支援教育、へき地複式教育② ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course研修」への参画(グループ討議、まとめ) 講講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第28回 保護者対応、コミュニティ・スクール① ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参加(講義) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第29回 保護者対応、コミュニティ・スクール② ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参画(演習、グループ討議等) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第30回 保護者対応、コミュニティ・スクール③ ちゃぶ台次世代コーホート研修」への参画(省察、まとめ) 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第31回 授業のまとめ・課題レポート 授業の振り返り 科目全体を省察し、まとめ、整理と次年度プランの作成について4時間を目途に行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 35% B: 25% C: 15% D: 25%
成績評価法
毎回の授業で行う省察レポート、グループワーク等での作成資料、学期末の総括レポートで評価します。
授業で行う省察レポート(50%)、グループワーク等での作成資料(15%)、学期末の総括レポート(35%)
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しませんが、各回(研修プログラム)内容等に応じて修学支援システムやストレイジ便等で事前提供します。
参考書にかかわる情報
備考
特に指定しないが、各回(研修プログラム)内容等に応じて紹介します。
メッセージ
(1)学校や学校教育に関する現代的教育課題、山口県を中心とした教育課題に真剣に向き合い、共に解決に向けた方途や展望について学びあいましょう。楽しみにしています。
(2)活用する研修プログラム日程(行事日程等)は、一部未確定のものがあります。第1週(オリエンテーション)や決まり次第お知らせすることになりますが、県内外の現職教職員等との協働研修となることから、週休日(土・日曜日)開催となります。ご了解ください。
キーワード
現代的教育課題、地域課題、組織連携と協働的学習、体験省察型研修、実務家教員による授業
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
担当:教育学部 教授(特命) 霜川正幸 (m-shimo@yamaguchi-u.ac.jp 083-933-5458)
オフィスアワー
授業オリエンテーションにおいて指示しますが、随時開放形式で対応します。

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