開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木3~4
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8021100012
学外連携・コミュニティ・スクールの理論と実践A[Off-Campus Cooperation and Community Schools : Theory and Practice A]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
静屋 智[SHIZUYA Satoru]
ー
担当教員[ローマ字表記]
静屋 智 [SHIZUYA Satoru], 松田 靖 [MATSUDA Yasushi], 小杉 進二 [KOSUGI Shinji]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
現在、山口県をはじめ全国各地では、学校・家庭・地域が連携協働し、地域ぐるみで子どもたちを育てようとする地域連携教育の取り組みが進められている。この授業では、特に現職教員院生を対象に、学校・家庭・地域の連携の今日的意義、現状や課題、連携協働の実効的仕組みである「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」のあり方について、小集団での実践演習、講義、外部指導者の講演、学校訪問や学校運営協議会参加による実地研修等をとおして実践的に解明する。
本授業は、学校・教育行政に勤務し、県教委指導主事等を経験した教員が、多様な経験を生かして教育現場の課題解決につながる授業を行う。
授業の到達目標
学校・家庭・地域の連携の今日的意義、課題や連携の具体等に関する学習並びにコミュニティ・スクールの企画・運営・評価に関する実践研究や実地体験等をとおして、ミドル・スクールリーダーとして求められる学外連携のあり方、実効的体制づくりや活動の実際等について実践的に理解することができる。
授業計画
【全体】
授業は、大学院で実施する授業については、「小グループ編制による演習・実践」、「全体発表・討議」、大学教員や外部講師等による「講義」により構成する。また、授業の一部では、山口県・各市町教育委員会主催研修行事(地域での教育フォーラムや担当者会議等)や、現任校・実習校等における学校運営協議会関係行事に参加することとなる。加えて、先進校での現地研修が組み込まれることから、各種行事の実施日程、学校訪問の時期等により、木曜1・2時限からの連続開講(隔週)や随時開講の形式で実施することがある。
1回から3回、11回・12回はB科目と合同で実施し、静屋・松田・小杉が複数で担当する。合同実施以外の回は静屋が単独で実施する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業概要説明・班編制・受講上の約束事等
授業計画を理解し、今までの本科目にかかる自分史の整理と次時以降の学習計画等について、計4時間を目安に実施する。
第2回
講義演習①
学校・家庭・地域の教育機能と連携の意義①
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第3回
講義演習②
学校・家庭・地域の教育機能と連携の意義②
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第4回
講義演習③
学校・家庭・地域の連携の動向
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第5回
講義演習④
学校・家庭・地域の連携の形態としてのコミュニティ・スクールとは
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第6回
講義演習⑤
生涯学習社会の構築とこれからの教育のあり方
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第7回
講義演習⑥
地方創生の課題とこれからの教育のあり方
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第8回
実践研究①
我が校のコミュニティ・スクールの現状と課題①
準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第9回
実践研究②
県教委主催行事(県・市町担当者会議の予定)への参加による現地研修①
準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第10回
実践研究③
我が校のコミュニティ・スクールの現状と課題②
準備・復習として各2時間、計4時間を目途に行う。
第11回
実践研究④
先進的コミュニティ・スクールの視察研修(小学校)
学外研修に関する事前学習と省察を4時間を目途に行う。
第12回
実践研究⑤
先進的コミュニティ・スクールの視察研修(中学校)
学外研修に関する事前学習と省察を4時間を目途に行う。
第13回
実践研究⑥
学校で開催される学校運営協議会、関係行事に参加①
学外実践に関する事前学習と省察を4時間を目途に行う。
第14回
実践研究⑦
学校で開催される学校運営協議会、関係行事に参加②
学外実践に関する事前学習と省察を4時間を目途に行う。
第15回
総括
成果発表、レポート課題実施
レポートの事前学習とまとめを4時間を目途に行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 20% C: 20% D: 10%
成績評価法
授業外レポート、受講者の発表(プレゼン)、授業内での協議や発言等で評価します。
授業レポート40% 受講者の発表(プレゼン)30% 授業内での協議や発言等30%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しないが、各回内容等に応じて紹介することがある。毎回の授業・研修資料等は担当教員が準備する。
参考書にかかわる情報
備考
特に指定しないが、講義資料等は随時提供する。
メッセージ
(1)授業の回によっては、教職大学院の学部卒(ストレートマスター)院生と共に学ぶ、一緒に学外活動を行うことがあります。現職教員としての経験やノウハウを伝え、助言する中で自らの資質能力を高めていきましょう。
(2)学校運営協議会は、夜間に開催されることもあります。日程等が決まり次第お知らせすることになります。ご了解ください。
(3)先進校視察や県教委主催研修行事等への参加があります。それらの関係で、木曜1・2時限から3・4時限を貫いて学外等で学修することがあります。
キーワード
現代的教育課題、学校・家庭・地域の連携、コミュニティ・スクール、地域学校協働活動・本部、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
学外連携・コミュニティ・スクールの理論と実践、学外連携・コミュニティ・スクールの理論と実践B、山口県教育の現状と課題
履修条件
連絡先
静屋 智 shizuya@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日12:00~12:40,14:30~15:00
質問はメールにて随時受け付けている。
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